音楽
くるり・岸田繁、NHK京都報道番組「京いちにち」ED曲を担当
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レコーディングに参加する岸田繁
京都出身ロックバンド・くるりの岸田繁(Vo、Gt)が、NHK京都放送局のニュース番組『京いちにち』のエンディングテーマと、メンバーがMCを務める、NHKFMで放送中の『くるり電波』のための新しいテーマ曲を書き下ろした。クラシックな楽曲で京都市交響楽団が演奏している。
NHK京都放送局のために制作されたのは、くるりの2ndアルバム『図鑑』(2000年)に収録されている「宿はなし」のオーケストラバージョン。さらに京都市交響楽団との共演で自ら歌う「宿はなし」の新バージョンも制作、この曲はNHK京都が『京いちにち』の中に新設するコーナー「京の守り人」でテーマ曲として使用される。
「京の守り人」は時代とともに変わりゆく京都で、この街の未来を担う“守り人”を発掘し、末永く応援していく連続ドキュメンタリー。4月から隔週でオンエアされる予定の新企画。
FM『くるり電波』(毎月最終火曜日放送)にのために書き下ろしたのは「2017の行進曲」。岸田いわく古典的なクラシックの作曲法とオーケストレーションの技法を強く意識したという、重厚でありながらも軽快なオープニング曲に仕上がっている。
岸田は去年12月、ロックアーティストの取り組みとしては極めて珍しい55分におよぶ大作「交響曲 第一番」を世に送り出したばかり。
今作では、岸田繁の地元・京都のオーケストラで「交響曲 第一番」の初演を担当した京都市交響楽団、指揮は同楽団の常任指揮者兼ミュージックアドバイザーである広上淳一というメンバーで演奏をおこなった。
■番組情報
『京いちにち』 『くるり電波』 |