東日本大震災が発生してから6年となった3月11日。全国各地で黙祷や追悼のメッセージが発信されているなか、日本のミュージシャンも自身のツイッターを通じて、被災者への哀悼や震災復興支援を続けて行きたい決意を続々と発信した。

 氣志團の綾小路翔は「あれから6年。あの日は午前便で上海へ。ホテルにチェックインした頃に何気なく開いたツイッターで母国の異変に気付いたのでした」と当時の自身を振り返りながら、「あの日を体験していない事に対する罪悪感みたいなものは今もしこりの様になっていて、触れると痛む。無力さを思い知った日。さぁ、今日も俺は俺のやるべき事をやるのだ」と自分のできる事に取り組みたい意思を綴った。

 BREAKERZのDAIGOもまた、「あれから6年」と書き出し、「忘れないし、忘れちゃいけない。そして自分にできる事をちゃんとやっていく。ずっと変わらない想いがあります。これからも少しでも力になれるよう、生きていきたいとおもいます」との思いを寄せた。

 作家で歌手活動もおこなう辻仁成は「たぶん、一生、忘れることが出来ない三月十一日がまた今年もめぐってきました」と、3月11日を迎えた心境を記す。そして、「あの日を思い出しながら、この日の大切さを噛みしめて、今日を切に生きたろう。おはよう、日本。祈りの日」と寄せ、強く生きることの大切さを強調した。

 ミュージシャンのSUGIZOは「6年が過ぎた。あの日を一生忘れない。完全なる復興が訪れるその日まで、常に意識は被災地と共にありたい」との気持ちをしたため、「まだまだ仮設住宅での生活を強いられている方々が多く、福島原発も復旧のメドが立たない。先は長い。犠牲になった全ての魂に心から哀悼の念を送りたい。そして未来へ希望を投げかけたい」と震災復興支援に尽力することを誓った。

 SEKAI NO OWARIのSaoriは「3月11日。あの日の後、メンバーと石巻に行って、泥かきをして、それから支援リストバンドのSTAY STRONGを作りました」と、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」と一緒に作成したリストバンドに言及。そして、「協力してくれた皆さんのお陰で、六年間で、三千万円を上回る寄付総額が集まりました。これからも続けていきたいと思います」と感謝の声を届けている。

 また、X JAPANのYOSHIKIやT.M.Revolutionの西川貴教は、自身が関わっている募金活動などについてメッセージを発信している。

 Yoshikiは「X JAPANチャリティー募金~今だからこそ、東北の未来のために~」のWEBサイトのリンクを貼り、「みんなで力を合わせて頑張ろう!」とコメントを寄せ、西川は、自身が立ち上げたチャリティープロジェクト「STAND UP! JAPAN」の公式ツイッターのつぶやきをリツイートし、「今日だけでなく、いつどこにいても継続することが大切です」とメッセージを発信。震災復興支援を今後も続けて行く強い決意を寄せている。

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