シンガーソングライターの小沢健二が24日、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に約20年ぶりに出演を果たした。数々のヒット曲を飛ばした小沢の久しぶりのステージにネット上では、続々と懐かしむ声が挙がっている。

 90年代に人気を博した小沢。フリッパーズ・キターやソロとして活躍し、94年にヒップホップ・グループのスチャダラパーとの共演でシングル「今夜はブギー・バック」をリリース。96年にかけて発表した「強い気持ち・強い愛」「ドアをノックするのは誰だ?」「ぼくらが旅に出る理由」など、当時聴いていた人の耳に今もなお、強く残る楽曲を発表してきた。

 近年は米国を拠点に活動を続けていた小沢。この日のMステ出演は約20年ぶりということもあり、冒頭のトークではタモリの隣に立ち、「なんか前世に帰ってきたみたいです」と緊張感を漂わせながら笑顔を見せた。

 小沢は番組のトリを飾った。タモリとのトークではテレビ朝日の社屋周辺の変化にため息をつき、「タモリさんには昨年、ライブに来ていただいて」と感謝。ライブでは「ぼくらが旅に出る理由」と新曲「流動体について」を歌唱し、ギター片手に独特の軽やかな歌声を披露した。

 このステージを観た人はツイッター上に続々と書き込み、「小沢健二まぢ懐かしい~」「大好きだった!」「やはり今聞いてもワクワクしてしまう!」「小沢健二を聴いて『懐かしい』なんて思う日がくるなんて思わなかった」「今の若い子はオザケンがソロになる前のフリッパーズ・ギターとか知らないだろ」などと歓喜の声を挙げた。

 さらに、「高校時代の彼氏との思い出だーかーらー ありがとう、オザケン」「オザケンの歌は色々思い出すわ。どれもいけてない思い出で『アー!』ってなるけど」「おじさん青春時代を思いだしちゃったよ」なとと郷愁に誘われる人も続出している。

 また、小沢は今年の7月28日から3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ’17』に出演することをサプライズ発表。「去年のツアーのアンコールみたいなものをやろうと思って、ブギーバックとかやるのでぜひ」と呼びかけている。

 そのため、ファンからは「フジロックに出るんだ……!」「今から楽しみでしかたない」「見れたら高校生以来やな」などと早くも参戦を希望する人が見られている。

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