国内外で人気を集めるONE OK ROCKの最新アルバム『Ambitions』は国内で発売初週に23万3000枚を売り上げた

 4人組ロックバンド・ONE OK ROCKのボーカル、Takaが25日に自身のインスタグラムで、海外公演などで接する日本のファンの行動に嘆きの声を挙げた。「ちょっとどう接していいかわからなくなってきちゃった」などと綴り、辟易している様子だ。

 自身のインスタグラムを更新したTakaは、「このままいったらちょっと我慢の限界を迎えそうだから書かせてね」と自らの考えを赤裸々に綴り始めた。

 Takaは「最近、日本のファンに対して、、ちょっとどう接していいかわからなくなってきちゃった」と戸惑いの声を挙げ、「朝疲れた状態でバスから降りればそこには日本人が携帯片手にまるでポケモンみつけたみたいに動画やら写真やらパシャパシャ撮られてみんな毎日ちょっとシンドイ思いしてます」と、海外の街中で見つけたTakaらメンバーに対する日本のファンの行動を疑問視している。

 さらに、「御飯もゆっくり食べれない。外の空気もろくに吸えない。ライブがはじまれば最前列はいつも同じ景色。。。日本人同士なのにわかってくれないのかなって、、、、」と、その行動に困惑していることを綴った。

 ただ、「そりゃ、、気持ちはね、、、わかるよ! 楽しいだろうし。近くでみれて嬉しいだろうし」と一定の理解も示すTaka。それでも、「俺らも人間だからさ、、、限度ってものがあると思うんだよね。なんのために海外で毎日頑張ってるのかわからなくなっちゃうし、ルールなんか作りたくないからもう少し考えてほしい。。。僕らが海外でライブをする意味を!」とも書き加え、活動の意味を理解して欲しい心境を綴った。

 そして、「普段会えないから会いに行く場所ではないから! まぁ色々これみて思うことあるかもだけど、僕らはこんな文章を書きたくなるくらい今正直凹んでます」と締めくくり、辟易する様子を率直に吐露している。

 ONE OK ROCKは2005年にメンバー4人で活動を開始。2006年にインディーズデビューし、翌2007年に1stシングル「内秘心書」でメジャーデビュー。2010年には初の日本武道館でのワンマンライブをおこうなど人気を確立。海外での公演を積極的におこない、人気バンドとして知名度を上げた。1月9日にはNHK総合『ONE OK ROCK 18祭(フェス)~1000人の奇跡 We are~』で地上波初登場を果たし、巷間の話題をさらっていた。

 このTakaの率直なメッセージにファンからは「そんなに辛い思いを。。」「TAKA無理しないで!」「次のJapan tourでは、マナーの悪い人が少しでも減るといい」などと同情や心配、労いの声が続々と寄せられている。

 Takaは今回のメッセージと同じ時間帯の一つ前の投稿で、「Thank you Seattle!!!!」とコメントし、モノクロのライブ写真を公開。ONE OK ROCKは1月15日から北米ツアー『ONE OK ROCK 2017 NORTH AMERICAN TOUR』を開催。米国のシアトルが最終公演となっており、2月18日からは全国ツアー『ONE OK ROCK 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR』を開催する。

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