菅田将暉、GReeeeNライブの前座「楽しかった」歌手活動に意欲も
ライブ後に囲み取材に応じた菅田将暉。GReeeeNの印象を聞かれ「みなさんの仲が良さそうで、自然と笑顔になりました」とも(撮影・村上順一)
俳優の菅田将暉(23)が7日、さいたまスーパーアリーナで開かれた、GReeeeNの10周年記念ライブのオープニングアクトに、グリーンボーイズとして登場した。ライブ後の囲み取材では「僕自身の中で歌いたいことがあればやりたい」と歌手活動への意欲をみせた。
菅田は、28日に公開される、GReeeeNの誕生にまつわる物語を映画化した『キセキ -あの日のソビト-』で、GReeeeNのリーダー・HIDEを演じている。同映画では、navi役の横浜流星、92役の成田凌、SOH役の杉野遥亮との4人で、ボーカルグループ、グリーンボーイズを結成。24日には3曲入り音源でCDデビューすることが決まっている。
この日は、GReeeeNの10周年を記念したライブ『あっ、リーナ、ども。はじめまして。「クリビツテンギョウ!? ル~デル~デ♪」』がさいたまスーパーアリーナで開かれ、そのオープニングアクトに、グリーンボーイズとして登場。GReeeeNの代表曲である「キセキ」と「声」を、4人でしっかりと歌い届けた。
ライブ後にはグリーンボーイズを代表して菅田が囲み取材をおこなった。
グループ初の生歌披露となったが「とにかくパワーがすごかったです。皆さんにGReeeeNさんの歌を届けるということが純粋に楽しかった」と会場に集まった1万6千人のパワーを肌で感じ、且つ楽しんだことを語りるつつも「登場の演出が格好が良すぎて緊張しました。普段はこんなに格好良いことはしないので」と緊張したことを明かした。
菅田は某CMで歌声も披露しており、好評を得ている。今後の歌手活動も期待されるが「チャンスがあってGReeeeNさんのような愛とか勇気のように、僕自身の中で歌いたいことがあればやりたいなと思います」と含みをもたせた。
また、GReeeeNのメンバーとの対面した感想を聞かれ「みんなそれぞれ言いたいことがありすぎて…。4人で固い握手を交わしました」と握手をもって思いを交わしたことを明かし、「みなさんの仲が良さそうで、自然と笑顔になりました」とメンバー仲の印象についても語った。
GReeeeNは歯科医を続けながら音楽活動をおこなっている。この2足のわらじについては「ご本人たちが登場した後の時間が全てだとは思うんですけど、本当にすごい道を歩んできて、姿を晒さずとも声だけでもすごく伝わってきた」と、彼らからはひしひしとエネルギーが伝わってきたとも。
ライブ中にHIDEは「これから僕ら5人、いや4人で」と、GReeeeNのサウンドを支えるHIDEの兄であるJINもメンバーに含み想いを語っていたことに触れ、表に立っている自分たちだけではないというその意識に感銘を受けたと述べた。
大勢の観衆で初めて歌う舞台がさいたまスーパーアリーナだったことについては「この日のためにリハーサルは2度おこないました。初めてが1万6千人の前という人は中々いないですよね!」と語り、日本武道館や東京ドームなど大きな会場についても「もちろん立てるなら立ちたいです。でも行くなら自力で行きたいです!! そうすればGReeeeNさんのような景色が見えるんじゃないかなと思います」と大会場への意気込みを語った。
オープニングアクト直後のグリーンボーイズ4人はどのような状態だったのか聞かれると「カオスというかコンフューズした状態で、それぞれ喋っていたんですけど、(話を)聞いていない状態でした」と興奮したことを話し、ライブ中にも「ヤバいね!」と漏らしていたが「言ってました?」と本人は言ったことも気づいていなかったと1万6千人の前はテレビや映画とはまた違う興奮を得られたことを語った。
最後に「終始楽しかった。本人たちはステージにはいないけど、いるかのような演出やMCにはこんなエンターテイメントがあるのかと思った。特に歌詞が(スクリーンに)表記されるのがすごく突き刺さってきて、劇中でJINさんが言っていた曲が良ければちゃんと聴いてくれるという言葉が、まさにこのことだなと思った」と映画での言葉を実感できたこととGReeeeNのライブが想像以上に楽しかったことを笑顔で述べた。(取材・村上順一)


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