VTRで受賞の喜びを伝えるピコ太郎(撮影・松尾模糊)

 世界を席巻するシンガーソングライターのピコ太郎が歌う「PPAP」が『Yahoo!検索大賞2016』の流行語部門賞を受賞。7日、都内でおこなわれた発表会見にはVTRで出演。「まさか入賞できるなんて思いませんでした」と喜びのコメントを寄せた。

 同賞は、検索サービス「Yahoo!検索」での検索数が前年と比べ最も急上昇した人物、製品、製品などを表彰するもの。ピコ太郎が歌う「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」はこのうち「カルチャーカテゴリー」の流行語部門賞を受賞した。

 「PPAP」は、今年8月に動画投稿サイト、YouTube上にミュージクビデオがアップされ話題を集めた曲。9月にカナダ人歌手のジャスティン・ビーバーが同曲をお気に入りとしてツイートしたところ、瞬く間に世界中に拡散された。現在、関連動画を合わせると、再生回数は1億回を超える。

 この日、VTR出演となったピコ太郎は「まさか入賞できるなんて思いませんでした」と吉報に驚きをみせ「1月はまだバイトの日々でした。でも、最近は海外にも行っているので全然バイトに行けてないです」と最近のブレイクぶりを報告。

 世界的ブレイクの火付け役となったジャスティン・ビーバーには「サンキュー! もう1回リツイートして(笑)」と感謝のコメントを寄せ、更に「今は詳しく話せない」としながらも「PPAP、他の曲、新曲と検索して欲しい」とこれからの新たな活動に含みを持たせた。(取材・松尾模糊)

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)