音楽
安全地帯ギタリスト矢萩と武沢の新ユニット「ワタユタケ」が新譜
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矢萩渉と武沢侑昂
安全地帯のギタリスト矢萩渉と武沢侑昂の新ユニット「ワタユタケ」が11月30日に2ndアルバム「TWIN GUITAR2」を発売した。今年5月に脳腫瘍の全摘出手術を受けた武沢が入院中に作曲、退院後にレコーディングをおこなったという。
「ワタユタケ」は2015年に結成され、今年2月には1stアルバム「TWIN GUITAR」をリリースしていた。
武沢侑昂は今春のワタユタケ東名阪ツアー中に脳腫瘍が見つかり、ツアー終了後の5月10日に全摘出の手術をおこなった。入院中は病室にギターを持込み、リハビリを兼ねて曲を作っていた。退院後に矢萩渉と合流し、レコーディングをおこなった。
安全地帯サウンドの要であるギター職人のふたりが、エレクトリック・ギターからターナー・ギター、ガット・ギターにリュートと、あらゆる六弦楽器を駆使しタペストリーのように幾重にも幾重にも折り重ねたギター・ワールドを展開している。
アルバムには「エンドレス」「ジュリエット」といった安全地帯ナンバーのカバー、1985年の8月の横浜スタジアム公演で披露されたギター・インストゥルメンタル「ワンナイト・シアター」を初のスタジオ録音盤で収録。
他にも矢萩と武沢の超絶テクニックが詰め込まれたクラシックの名曲「ボレロ」「アラベスク 第1番」に加え、本アルバムの為に書き下ろした「ヴァリアント」「時はどこへ」「クリスマス・デイ」「レイン」4曲を収録。
なお12月24日には、東京・大手町よみうりホールでクリスマス・ライブも開催する。