シンガーの西浦秀樹が27日、安全地帯の「悲しみにさよなら」をリリースした。“安全地帯”現メンバー武沢侑昂(Gt)、六土開正(Ba)によりリアレンジされ、西浦秀樹の3人による優しさ溢れる「悲しみにさよなら」が完成。ボーカルRECでは武沢氏がdirectionを担当。西浦はこのレコーディングについて「相当な覚悟で挑みました。今までの表現方法とはまた違う新たな一面を引き出して頂いた感覚でした」とコメントした。

 2018年9月、原宿クロコダイルにて、安全地帯フルカバーLIVEを行った際、安全地帯Ba.六土開正がゲストで登場し、同じステージに立つ。LIVE終了後の打ち上げにて六土に、子供の頃から大好きだった安全地帯を尊敬する想いや、共演できた喜び、そして叶わないと思いながらもカバー編曲をお願いした所、快く承諾。

 編曲には主に安全地帯Gt.武沢侑昂にお願いする事となった。自身のこれまでの楽曲を聞いてもらい、どの楽曲をカバーするかを打ち合わせ、声質や歌声を踏まえて話し合った結果、満場一致で「悲しみにさよなら」に決定。制作がスタートし、武沢のスタジオにてキーやテンポの調整から始まり、「西浦秀樹が歌う『悲しみにさよなら』」という事を大事にして編曲した。

▽Vo. 西浦秀樹 コメント

 レコーディングでは、やはり武沢さんのディレクションは素晴らしかったです。「玉置さんのディレクションも手がけてきたんだよ」とRec直前にマネージャーさんに言われ、相当な覚悟で挑みました。自分がこれと思ったテイクはあまり採用されず、悔しい面もありましたが、武沢さんが選ばれたテイクをまとめて聞いてみると、今までの表現方法とはまた違う新たな一面を引き出して頂いた感覚でした。T.D(トラックダウン)ではすごく細かい所まで繊細に歌が引き立つよう編集して頂きました。早く皆さんに届けたい。そしてこの感覚を1日でも早く身につけて1日でも早く皆様の前で歌いたいです。

▽Gt. 武沢侑昂(安全地帯) コメント

 どのようにしようかといろいろと考えたのですが、あえて安全地帯の「悲しみにさよなら」のアレンジをあまり変えず、イントロだけ少し西浦くんの感じや世界観を歌えるように、その気持ちに入っていけるように作りました。よく歌ってくれたと思います。いい感じの作品になったな、と。その歌いたいという気持ちを大事に歌ってほしいです。

▽Ba. 六土開正(安全地帯) コメント

 この曲が生まれた時には、まだ小さな子供だった西浦君によって、この曲に新たな命が吹き込まれた気がします。これからもずっと長く聴き続けられる出来になったと思います。

■西浦秀樹プロフィール

 透明感のある甘い歌声とで女性を魅了するバラードシンガー・西浦秀樹。 様々な恋愛の形や様々な人間模様にも、心の底から向き合う事できっと永遠の 愛があると信じ歌い続ける。 2005年11月にシングル『指輪』でデビュー。キャッチフレーズは当時のブームでも あった韓流ドラマを彷彿とさせる “禁断の愛を語るバラード” を展開。自身4枚目のシングルは制作中に3.11の東日本大震災が起こり、自分なりに勇気づけるための応援ソング「Glory Days」を制作。
 その後「第93回全国高等学校野球選手権岩手県大会テーマソング」に採用。これをきっかけに本人によるボランティア熱も高まり、岩手三陸の被災地に笑顔と交流の場をと銘打った炊出しキャラバン「いわて三陸 復興食堂」に参加する等、フリーLIVEや 手伝いを今まで続けている。
 翌年、夢に向かって頑張る高校球児を応援したい 気持ちから、兼ねてより制作してきた楽曲「Missing piece」を岩手朝日テレビに 提供。IAT岩手朝日テレビ「IATスーパーJチャンネル」(月~金18:15~18:55) 内の番組「純情応援歌2012」のテーマソングに。 現在まで6枚のシングルをリリースし、近年はEXILEや東方神起などを手がける “Jin Nakamura”氏や、兄と慕う存在の“光永亮太”が楽曲プロデュースのもと、 様々なジャンルとストーリー性のある音楽に挑み音楽性の幅を広げている。

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