東国原英夫

東国原英夫

 『第67回NHK紅白歌合戦』について取り上げた28日放送のフジテレビ系『バイキング』。和田アキ子の紅白“不出場”を受けて、元宮崎県知事の東国原英夫氏が「出しといてくれよ」とNHKに懇願する一幕があった。

 24日に発表された今年の紅白歌合戦の出場歌手。番組ではその話題が取り上げられ、39回出場している和田アキ子が落選したことを大きく扱った。

 出場歌手の発表前に和田と会う機会があったという東国原氏は「ちょっとね、元気がなかったみたいな感じがしました」と、その時の様子を伝える。

 さらに、「スタジオではいつものような感じでしたけど、挨拶に行ったときに楽屋でね、ちょっとなんか心なしか、ちょっと縮んだ感じはしましたね」と紅白不出場を受けて和田が沈んだ様子だったことを明かした。

 これに司会の坂上忍は「あんなにおっきい方が縮んでた」と大柄な和田の体格を持ち出しながら驚きの声を挙げたが、東国原氏は「ただね、これねえ」と困惑した様子で話を続けた。

 東国原氏は「周りはね、大変なんだよ。本人荒れるしね。正月に海外行くとなったらみんなで行かなきゃいけないだろうし」などと、和田が紅白に出場しないことで周囲の関係者に与える影響が大きすぎると指摘した。

 その上で、「だから頼むよ、NHKさん、出しといてくれよ」と、一風変わった角度から和田の出場を懇願。すると、月曜MCのブラックマヨネーズ小杉竜一が「そんな頼み方おかしい」とツッコミを入れたが、東国原氏は「なんで、周りが大変や、も~」と自身の主張を譲らなかった。

 この日の放送では、紅白の選考について激論をおこなったが、東国原氏も自身の持論を展開。「NHKはね、視聴率にこだわらなくていい。スポンサーがあるわけじゃないので、受信料でやっているので、国民の世論って言うけども、視聴率イコールではないからね」と話し、世論調査を公表すべきとの主張をおこなった。

 さらに、「紅白の歴史とか、歌謡界の歴史とか、そういうものへの貢献度も必要」と歌い手側の存在意義も考慮すべきとし、「だから70代以上は5組くらいとか、世代ごとに出していけばいいんじゃないかと思うときもある」との持論を語っていた。

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