ボブ・ディランのノーベル文学賞を1年前に“預言”して話題になっている小室哲哉

小室哲哉

 音楽プロデューサーの小室哲哉(57)が、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央と夫で歌舞伎役者の市川海老蔵ら家族に敬意を送っている。自身の妻で病気療養中のglobeのボーカル、KEIKOが倒れたときを振り返り「ご夫婦で日々を綴る勇気、背中合わせのお気持ち、少しだけわかります」と心境を綴った。

 小室は18日、一部ファンからの報告を受けてツイッターを更新。そのファンは小林麻央が自身のブログに綴った記事を小室に紹介している。

 小林のブログは18日午後に更新されたもの。「枯れないこと」とのタイトルが付いたその日のエントリーでは、「安室奈美恵さんの歌で、今日になって突然、耳に残った歌詞。『どうして こんなに ただ前に 進まなきゃならない』苦しい思いを表している言葉なのに、何故かすごく勇気づけらた」と書き出されている。小室が作詞作曲を担当した安室の13枚目シングル『RESPECT the POWER OF LOVE』のことだ。

 小林麻央は続けて、「いろいろあっても、『それでも』前に進む力って どこから湧き出るんだろう。宇宙のパワーは枯渇しないって いうけれど、人間だって、枯れそうになっても、一滴、一滴って また絞り出すように 湧き出せるんだから、そういう時は、心の中に 宇宙を感じずにはいられません」と綴り、病気と闘う中での率直な思いを吐露している。

 これを知った小室はツイッターを更新。「ご本人もご家族も素晴らしい」と小林麻央と市川海老蔵、そして子供たちへの敬意をこめて書き出し、「比較にもなりませんが、僕は桂子が倒れたときから、しばらくは感情を吐き出せなく、笑顔もなく、ひとり病院の廊下で涙をただこぼすだけでした」と綴り、2011年10月にKEIKOが病院に緊急搬送された時のことを思い起こした。

 そして、「ご夫婦で日々を綴る勇気、背中合わせのお気持ち、少しだけわかります。甘いな、僕は」と締めくくり、小林麻央の家族に共感し、その気持ちを受け取めているようだ。

この記事の写真

ありません

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)