幕開けを飾ったX-SUGINAMI、「X愛」をパフォーマンスで示す
幕開けを飾ったX-SUGINAMI(VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten)
<VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powerd by Rakuten>初日レポ◇X-SUGINAMI
この日は晴天に恵まれ、日が昇る頃には汗ばむほどの陽気。それぞれのファンが、お目当てのバンドのメンバーに扮したコスプレで会場を訪れている様子も見られ、会場全体がヴィジュアル系のお祭りの雰囲気で満たされていた。
会場にはメインステージとなるSUMMIT STAGE、その対局の左手にVISUAL STAGEと右手にJAPAN STAGEの3つのステージが設置されていた。そして、初日の幕開けをVISUAL STAGEで飾ったのは、X JAPANのコピーバンドである「X-SUGINAMI」。
X-SUGINAMIは、昨年8月に新宿LOFTでおこなわれたコピーバンドによるライブイベント「TRUE NIGHT」で結成されたバンド。メンバーは、ボーカルDancho(NoGoD)、ギターMiya(MUCC)、ギター結生(MERRY)、ベースAkane(PLINK?)、ドラムDaisuke(ROACH)と、それぞれがプロの第一線で活躍しているスーパーコピーバンド。今回は、結生に代わりギターにヒロト(A9)とDaisukeに代わり、ドラムMajyu(Devil Kitty、SHAPESHFTER)がこの日のステージを務めた。
メジャーデビュー初期のオープニングナンバーで演奏される事が多かった「BLUE BLOOD」で幕開けを飾り、会場から歓声が上がった。続けざまにX JAPANの1stアルバム『Vanishing Vision』に収録されている「VANISHING LOVE」を披露。
Danchoは「ようこそお越しくださいました! よく見てください、偽物ですよ」と自虐し、観客の笑いも誘った。しっかりと観客の心をつかみ、最後は「X」を演奏。サビでXファンが両手をクロスしてジャンプする“Xジャンプ”も幕開けに華を添えた。
最後はDanchoが「ウィーアー」と観客に呼びかけ「エックス!」のコール&レスポンスも決め、「ウィーアー」「エックス! 杉並」と叫び、パロディ感を出すことも忘れないながらも「俺たちはX JAPANを心からリスペクトしてる!」とXに敬意を表し、ステージを去った。(取材・松尾模糊)
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