スキマスイッチ、楽曲の魅力を多角的に輝き放つ 貴重ツアー最終公演
ピアノからジャンプする大橋卓弥と演奏する常田真太郎
スキマスイッチが去る7月12日、昭和女子大学・人見記念講堂(東京世田谷)で全国ツアー『POPMAN'S CARNIVAL』の最終公演をおこなった。演奏したい曲を大橋卓弥と常田真太郎の2人でセレクトして、オリジナルとは少し異なるリアレンジで演奏するというコンセプト。この日、披露されたのは、今回のツアーが初演奏となったレア曲をはじめ、普段とは趣きが異なる楽曲など全21曲を披露。“スキマスイッチ楽曲”の奥行きや多彩性を改めて知るきっかけにもなり、彼らの魅力を多角的に輝き放つ貴重なライブに、観客は大いに満足した様子だった。
■ライブをやるためのツアー
この日は気温30度を超す猛暑となったが、陽が傾いた開演前は幾分か涼しく、昭和女子大の敷地内にある会場前で待ち合わせなどをしていた観客は、会場前で記念撮影をおこなうなど、この日の公演を楽しみにしているようだった。
そうした観客の高揚感は場内にも広がっていて、開演前から興奮の度合いを高めた会話があちらこちらでなされていた。そうしたなか、SEが流れると、観客は手拍子でスキマスイッチの登場を促した。バックバンドメンバーの後に、大橋卓弥と常田真太郎の2人がステージに登場。大橋はワークシャツに白いパンツ、常田は黒い下地に炎のパッチワークがかたどられたハットを被り、ワークパンツという姿だった。彼らの姿を確認した観客は総立ちになり、歓声をもって迎えた。
歓声に応えるようにバンドと2人は音を合わせ、その高揚した空気感を更に盛り上げる。そのまま「晴ときどき曇」で、この日の公演をスタート。スキマスイッチの色に染められていく場内。そのまま届けられた「LとR」では、弾き語りから、バンドサウンドが加わり曲を盛り立てた。サビ前の<クラップユアハンズ♪>に合わせ、観客も手拍子。「飲みに来ないか」演奏時は、ステージの上に設置されたミラーボールが回り、会場をダンスホールの様に彩った。
音源ではピアノの音が印象的な「LとR」は、弾き語りの挿入部でその表情をガラリと変えていたし、「飲みに来ないか」ではカホンやホーンが、曲の描く少し大人の恋の駆け引きをドラマチックに演出していた。今回のツアーのコンセプトと、その完成度の高さに舌を巻く。












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