古賀マリが日本ツアー

古賀マリ

 米国ニューヨーク在住ラテンジャズ歌手の古賀マリが今夏、日本でツアー『古賀マリジャパンツアー2016 パーフェクトブルーVol.2』をおこなう。

 ニューヨークで話題のラテンミュージック界のBLUENOTEといわれるSUBROSAに、初のノン・ラティーナとして登場。現在もニューヨークが世界に誇るジャズクラブ・BIRDLANDにも出演するなど、ニューヨークのジャズシーンに新風を吹き込む存在として注目を集めている。

 今回のツアーは、昨年、アルバム『パーフェクトブルー』が世界的評価を受ける中で、日本でおこなった東京・大阪でのレコ発ツアーがチケットが売り切れになるなど好評を得たことから、その第2弾として開催が決まった。

 8月4日の名古屋、5日・大阪、6日・東京と開かれる。

 ツアーメンバーは、バンドのオバタラ・セグンドや自己のユニークな活動をしているピアニスト伊藤志宏、前回のツアーでもリーダーを務めたベーシストのヤマダヨシオ、熱帯ジャズ楽団で活躍する若⼿パーカッショニスト・ドラマー岡本健太、パーカッション日本のラテンクラブシーンで活躍しているパーカッショニスト中⾥たかし。

 アフロラテンに影響を受けたオリジナル曲や、ユニークなアレンジのジャズスタンダードはもとより、日本語でのサルサやフラメンコジャズなどのバラエティーにとんだダンサブルな選曲を、日本のラテンシーンでトップクラスのプレイヤーと共に演奏する。

■ツアー日程

8月4日(木)名古屋
ジャズ・イン・ラブリー
名古屋市東区東桜1−10−15

8月5日(金)大阪
ロイヤルホース
大阪市北区兎我野町15−13 
ミユキビル1階

8月6日(土)東京
Bフラット
東京都港区赤坂6−6−4
赤坂栄ビルB1

料金:3500円
(ミュージックチャージ・飲食別)

■古賀マリのプロフィール

 大阪府大阪市出身。米国ニューヨーク州ニューヨーク市在住。関西大学在学中に、大阪を拠点にジャズクラブ等で歌い始める。第10回ホテル日航大阪ジェットストリーム専属歌手オーディション優勝。本格的にプロエッショナルとして音楽活動を開始。

 1994年に渡米後、ニューヨーク市立大学シティカレッジをへてクイーンズカレッジ大学院にて、ジャズパフォーマンスを専攻。在学中は数々のアワードを受賞する。同時にライブ活動開始。マンハッタンを中心に数々のジャズライブを繰り広げる。

 2010年より、アフロキューバンジャズバンド、”AfronaughMca"を結成し、ラテンジャズの分野でも注目され、北米のラテンジャズのコミュニティーサイト、”LaMn
Jazz Corner"にて、2011年度の”ベスト次世代アーチスト”、そして”ベストラテンジャズボーカリスト”にノミネートされる。

 2012年には、サルサ界のスター、トロンボーンプレーヤーのジミーボッシュのグループにボーカリストとして参加。各地の著名ラテンクラブやミュージックフェスティバルにて演奏。またTVコマーシャルも数々こなし、彼女の歌声は全米で放映され
ている。

 2015年2月に、アルバム”パーフェクトブルー”をリリース。アフロラテンに影響を受けたオリジナル曲、ユニークなアレンジのジャズスタンダード、日本語でのサルサやフラメンコジャズなどが収録されている。

 2015年4月には、収録曲“インビテーション”が、世界的に展開されているジャズファン最大のコミュニティーサイトALLABOUTJAZZ.COMにて、月間人気ダウンロードで第1位を獲得。

 同じく収録曲“LLUVIADE LAGRIMAS”は、日本語歌詞にもかかわらず好評を得、アメリカ国内はもとより、ラテンアメリカ諸国のFMステーションにてヘビーローテーションされている。

 その個性的な存在、ハスキーで心もほどく感性豊かなボイスに、ダイナミックなインプロビゼーションは、アフロラテンのフレーバー溢れる楽曲とともに、ニューヨークの聴衆を魅了し続け、各方面より高い評価を受けている。

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