歌手の岸谷香(49)が、プリンセス プリンセスの「世界でいちばん熱い夏」がBoys Town Gangの1982年のシングル「君の瞳に恋してる(原題=Can’t Take My Eyes Off You)」から生まれたことを告白した。

 17日深夜放送された、TBS系『Good Time Music』に岸谷はゲストとして出演し、当時の大ヒット曲について語った。

 番組では、楽曲の構成が理想的で作曲のお手本とした曲として「君の瞳に恋してる」を挙げた。岸谷は「当時高校1年生ぐらいの時で、よく通っていた『ダンキンドーナツ』とかで聞いて」と曲との出会いを振り返った。

 また、「この曲に入っている要素全てが好きで。明るかったり、サビがすごい覚えやすかったり、それが何回も繰り返されたり。この曲に憧れて何曲も書きました」とこの曲に対する憧れを熱弁。

 「『世界でいちばん熱い夏』もこれ(君の瞳に恋してる)みたいなの作りたいと思って作った」と、プリプリ(プリンセス プリンセス)の1989年のシングル「世界でいちばん熱い夏」のサビは「君の瞳に恋してる」のリズムを参考にして作曲したことも明かした。

 ちなみに「君の瞳に恋してる」は、作詞・作曲がボブ・クルー(Bob Crewe)とボブ・ゴーディオ(Bob Gaudio)。1967年5月にフォー・シーズンズのフランキー・ヴァリがソロシングルとしてヒットさせ、のちにアルバム『Frankie Valli Solo』に収録された。

 1982年にはBoys Town Gangがディスコ調にアレンジし、日本やイギリスなどで大ヒットした。Boys Town Gangのバージョンは、日本でオリコン洋楽シングルチャートで1982年12月6日付から3週連続1位を獲得した。

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