デヴィッド・ボウイさん「ツイン・ピークス」出演予定だった
デヴィッド・ボウイさん
英ミュージシャンのデヴィッド・ボウイが生前、米テレビドラマ『ツイン・ピークス』復刻版へのカメオ出演を予定していたという。
今年1月にがんのために他界した、ボウイさんは1992年公開の同シリーズ映画作『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』にも出演していたことから、来年放送予定のリバイバル版にも端役で出演する意向を示していたようだ。
シリーズでアンディ・ブレナン保安官補を演じるハリー・ゴアズは『ダラス・モーニング・ニュース』に、ボウイさんがフィリップ・ジェフリーズ捜査官役を再演することを望んでいたと明かした。
1990年から1991年にかけて放送されたオリジナルシリーズでは、シェリル・リー演じるローラ・パーマーの殺人事件をカイル・マクラクラン演じるデイル・クーパーが捜査にあたる姿が描かれた。
オリジナル版に続きデヴィッド・リンチ監督が手掛ける新シリーズには、マクラクランをはじめ、ナオミ・ワッツ、トム・サイズモア、アマンダ・セイフライド、バルサザール・ゲティ、ジェームズ・ベルーシが出演することが明かされている。
しかし、ハリーは撮影こそ開始されているものの「撮影の日の朝に自分のセリフを渡されるんだ。シーンの全体のセリフさえも渡されないんだよ。自分の撮影シーンだけなんだ」とストーリー展開については全く分からないと語っている。
そんな待望の新シリーズへの出演が叶わなかったボウイさんだが、脚本を自ら手掛けた舞台作『ラザルス』が年末から来年年明けにニューヨークからロンドンへと舞台を移すにあたり、キングス・クロス・シアター内に800席を要する劇場が建設予定であるとデイリー・メール紙が報じていたところだ。
ボウイさんが劇作家のエンダ・ウォルシュと手掛けた同作は、1976年のニコラス・ローグ監督作『地球に落ちて来た男』でボウイさんが演じたトーマス・ジェローム・ニュートンのその後を描いた作品となっている。


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