INKTがシンガポールでシャウト、大歓声4000人　熱烈歓迎受ける

　KOKI（田中聖）率いるロックバンド・INKTが現地時間21日、シンガポールで開催された『SKECHERS SUNDOWN FESTIVAL2015』に出演した。今年７月にブラジルで行われたフェスに参加して以来の２回目の海外公演。現地のファンにアグレッシブなパフォーマンスを届けた。

　『SUNDOWN FESTIVAL』は、2009年から開催されているフェスティバルで、今回で７回目を迎えた。アジア各国の勢いのあるアーティストが集結するなか、INKTは挑んだ。

　予定より10分押しの午後８時半に彼らは姿を現した。INKT登場のアタック映像とSEが始まると、約4000人の現地オーディエンスからとてつもない歓声が湧き上がった。

　INKTは挨拶代わりに「Wanderlust」を１曲目に披露。KOKIの「シンガポール！」の叫びにオーディエンスも激しく反応する。

　今回のイベント会場は、F1シンガポールグランプリが開催されるサーキット。「Wanderlust」で会場のボルテージを一気に押し上げたINKTは、まさにF1並のスピードで疾走するように「45'」「FTW」とINKTの音楽性を象徴するナンバーを披露していく。

　「Shangri-La」では、ステージでメンバーが手を左右に振るアクションで煽ると、会場全体もこれに見事に反応し、ステージと客席が一体になった。MCでKOKIは、英語を使って感謝の気持ちを伝えた。

　後半は支えてくれているファンを想いながら作ったという「The Gift」、そして、INKTの2トップと言えるであろう「Trigger」「サイサリス」で締め初のシンガポールでのライブを大成功に収めた。

　この海外遠征でさらに力をつけたINKTは、来月からバンド２度目のライブハウスツアーとなる『Re:birth of INKT TOUR 2015-2016』を開催。日本のファンにパワーアップしたINKTの姿を見せる。