スキマスイッチ大橋、猪木モノマネで新曲　無気力な全力少年も

　スキマスイッチが11日、東京・ゲートシティ大崎で、約１年ぶりシングル「LINE」の発売記念フリーイベントを行った。

　前作シングル「星のうつわ」に続き、「LINE」にも収録されている架空のラジオ番組「スキマスイッチのミッドナイト・グッドモーニン!!」の“公開イベント”。360度観客が取り囲む超満員の会場にスキマスイッチが登場した。

　番組テーマソング「ミッドナイト・グッドモーニン!!のテーマ」が流れ、２人のタイトルコールで、“架空のラジオ番組”はスタート。ステージ上はお馴染みの“最新マシーン（竹筒で出来た流しそうめん機）”から、トークのお題が書かれた、カプセルが流れてくる。

　もしも二人が女の子だったら「抱かれてもいい有名人」は？などの問いに軽快なテンポで答えていく。続けて転がってきたお題に書かれていたのは、「アントニオ猪木さんで新曲『LINE』を歌って！」の指令。アントニオ猪木氏のモノマネで必死に「LINE」を歌おうとする大橋。会場は爆笑の渦につつまれた。

　「今日、（新曲の）発売日なんで、ちゃんと、歌ってもいいですか？」と、今の“全力少年”ともいえる、不器用ながら未来へと向かう主人公を描いた熱いロッカ・バラード「LINE」を歌いあげた。

　その後も、「日本一早いスキマスイッチ的『今年の漢字』」を発表するなど、トークにも定評のあるスキマスイッチの“絶妙な駆けあい”が続いていく。

　イベントも終盤戦、次に転がってきたお題は、時の人・ラグビー日本代表の五郎丸歩選手について。「五郎丸ポーズ」ならぬ、集中力を高めるために大橋が歌う前にこっそりやっているという「卓弥ポーズ」を見せて、の内容。

　大橋がライブ前の楽屋の様子をパントマイムで披露し、スキマスイッチ的「今年の漢字」で“五”を発表した常田が“五郎丸ポーズ”をモノマネ、続けて、「第95回全国高校ラグビー大会」大会テーマソングに起用されている新曲「ハナツ」を披露した。

　最後は、カプセルからの指令で、「全力じゃない無気力な『全力少年』」ではじまり、曲の後半ではいつも通りの「力強い『全力少年』」へと盛り上がりを見せ、会場はアットホームな雰囲気で、集まったファン2000人との“ラジオトーク”を楽しんだ。

　なお、11月14日には関西・あべのキューズモールで同様のシングル発売記念フリーイベントを行う予定。