シンガーソングライターの矢野顕子が27日に更新したツイッターで、プロ野球・ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手の応援歌制作に前向きな心境を綴った。ファンやコピーライターの糸井重里とのやりとりで綴られたもので、「今の日本の野球分野を勉強せねばならんな」などと唸り声を挙げている。

 27日に矢野はツイッターで、ファンから「ホークスファンですが、テレビで『柳田(やなぎタ)』選手がコールされると主人は必ず『ゆけ やなぎ~だ~』を歌います(笑)」とのメッセージを受けた。矢野は1977年に読売ジャイアンツに所属していた柳田真宏選手への応援歌『行け柳田』を制作している。

 これを受けて矢野は「なんか、柳田選手を応援したくなってきました」と綴り、「ホークスのyanagitaさん繋がりっていうか、無理やりこれを聞いてください。ジャイアンツの柳田さんに勝手に作った曲」などとし、Youtubeで公開されている楽曲『行け柳田』のリンクを貼り付けた。

 これに別のファンが反応。「ソフトバンクの柳田選手、FAで巨人入りするか、メジャー挑戦でサンフランシスコ・ジャイアンツに入ってほしい。ただただ、矢野顕子さんのために」と柳田悠岐選手の応援歌に期待する声が挙がり、矢野は「素晴らしいアイディアですね。糸井に相談します。なんとなく」と返答。これに糸井も反応し、「わたしにかんしては賛成ですが」とGOサインを出した。

 すると矢野は「よっしゃー!」と応援歌制作に前向きな心境を綴った。ただ、「さて、この後どうすればいいんだろう。。。やなぎた選手に相談すればいいのか。私のためにってか?」とし、「どちらさんでしょう?って言われるのがオチだろうなあ」と思い悩む様子をコメントした。

 また、別のファンから「ぜひとも『やなぎた』でお願いします。あとジャイアンツじゃなくて、できればホークスで」と矢野に楽曲へのリクエストが届くと、糸井が「それでもいいと思います」とリツイート。矢野は「そっかー。ていうことは今の日本の野球分野を勉強せねばならんな」と唸り気味にコメントしている。

 ちなみに矢野は「『行け柳田』やっぱしいい曲だな。月刊ジャイアンツの取材で、宮崎のキャンプに連れてってもらった事も思い出しました」と当時を振り返って懐かしみつつ、「王選手にサインもらった。そして、”もっと、みんなに分かりやすい歌をつくりなさいよ”って優しく諭されたもんだ。はい、今だに努力を続けておりまーす」と、現ホークス会長の王貞治氏との逸話を紹介している。

 また、「発表します。『行け柳田』ですっかり気持ちが盛り上がってしまったので、この曲を12月のさとがえるコンサートで演ったるです」と綴り、12月4日からスタートする“さとがえるコンサート2015『矢野顕子+TIN PAN PartII”の演奏ナンバーに加えると報告。

 ただ、「ということで、これから細野さんに説得メールしなくちゃ。。。。」と共演するミュージシャンの細野晴臣への説明に頭を悩ます心境を綴っている。

 柳田悠岐選手が主軸として活躍するソフトバンクホークスは現在、日本シリーズでヤクルトスワローズと対戦中。矢野の柳田選手への応援歌は制作されるのか。ファンならずとも注目される。

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