きゃりー“破局暗号”ネタ騒動、謎解きに挑むファンの姿も
きゃりーぱみゅぱみゅが、Fukaseの“破局暗号”をネタにしたツイートへのファンのざわめきは、数日経った今も収まる様子はない。この投稿へのリツイート数は5万件に膨れ上がり、お気に入りの数は7万件を超えた。これにつられて、Fukaseの“暗号ツイート”のリツイート数やお気に入り数も再び伸びている。ファンのなかには、暗号ツイートを解読したように、この投稿が何を意味するものなのか“謎解き”に挑むものも出ている。
きゃりーが“ネタ”としてツイートしたのは、男性2人に挟まれる自身を撮った写真。それぞれがかぶっている帽子の額部(フェイス)には、「12 11552 21」といったFukaseが投稿した暗号が刺繍されている。この暗号ツイートの数字は、Fukaseが投稿したその日のうちにファンが、数字の色などを頼りに「We Broke Up」つまり「私たちは別れました」と解読し、「Fukaseときゃりーが破局したのでは」と騒動になった。
きゃりーはFukaseの暗号ツイート投稿前後に、これまでインスタグラムに投稿していたFukaseとの写真を削除したと伝えられたことをきっかけに、この解読の信ぴょう性はネット上で高まっていた。ただ、一部の報道によれば、所属事務所は破局について「本人に任せています」と否定もしなかったことから、真意は不明のままだ。
そうしたなか、きゃりーが、破局騒動に発展した暗号をあえて帽子に刺繍しそれをかぶり、さらに男性2人に挟まれているショッキングともいえる内容を投稿したのは、「何か意図があるはず」と思っているファンもいるようだ。ファンの声をたどっていくと3つの推測がでてきた。
ひとつは、本当に2人が別れたというもの。もうひとつは、「私たちは別れていないよ」というメッセージではないか、ということ。そして、3つ目は、そもそもFukaseが投稿した“破局暗号”にそれほどの意味がなかったのではないか、というものだ。
このうち、2つ目の「別れていないよ」については、これを根拠とするものとして、一部のファンは、きゃりーが載せた男性2人に挟まれる自身の写真をあげている。男性とは密着しており「まだ離れていないよ」「まだくっついているよ」というきゃりーのメッセージだと、ファンは意見する。
そして、3つ目の「そもそも意味がないのではないか」という点。Fukaseはこの暗号を、「question」という言葉を添えてツイートした。しかし、暗号そのものは、紙に書かれていたもので、それをカメラで撮ったものを画像として添付したものだった。一部のファンが推測するのは、もともと、きゃりーから「こういう刺繍のいれた帽子をつくるよ」と相談されたFukaseが「これは何を意味するものだろう?」とファンに尋ねるため、軽い気持ちで投稿。それが「破局」と解読され騒動に。その後、予定通り帽子を作ったきゃりーがツイッターで披露したという説だ。
これに加え、きゃりーが投稿した今回の写真。きゃりーは、顔を斜に構えて手を添えており、不思議そうな表情をしているともとれるとも。刺繍の数字もやや斜めになっており、どこかしら「うん?どうしたの?どうして騒動になったの?」との声が聞こえてきそうだ。
そもそも、きゃりーはこれまでもツイッターを通じていろんな騒ぎを起こしている。そうしたこともあって「もんだいガール」という曲も生まれたのだが、こうした一連の流れから今回の“ネタ”ツイートも「問題ガールとしては立派」と肯定する意見も多数書き込まれている。
これが実際に破局していないとなると、ネットユーザーを巻き込んだとんだ大騒ぎ。“問題ガール”としての株をさらにあげることになりそうだ。