瀬戸康史、橋本愛、比嘉愛未

 橋本愛、瀬戸康史、比嘉愛未が26日、都内で行われたドラマ『にこたま』完成披露イベントに登壇した。

 フジテレビが運営する動画配信サービス「FOD」と「Prime Video」で配信。渡辺ペコさん原作の同名作コミックのドラマ化で、恋人、結婚、家族の"当たり前"を根底から揺さぶり、"正解のない愛"に徹底的に向き合うラブストーリーとして描かれる。

 下町の弁当屋「よねすけ」で働きながら、周囲に流されることなく自分らしく生きたいと願う女性・浅尾温子を務める橋本愛は「あっちゃんは晃平という10年以上一緒にいるパートナーに、裏切られると言いますか、よそで子供を作られてしまって、どんどん追い詰められていきます。もともとあっちゃんは恋愛感情というものが人よりも少し薄くてそもそも晃平を好きなのかなとか複雑な感情があって。それを渡辺ペコ先生独自の切り口で開いてえぐって描いています」と紹介。

 瀬戸康史は大学時代からの温子の恋人で弁理士事務所に勤める・岩城晃平を務める。橋本が明かしたように、晃平は温子と築き上げてきた信頼関係の中で浮気をしてしまう。瀬戸は「大変申し訳ございません」と謝罪すると比嘉からすかさず「謝罪会見ではないので!」と突っ込まれ「役ですもんね。優しい目で見て下さい」と観客に呼びかけ笑いを誘った。その晃平を瀬戸は「全部言い訳みたいになりそうでなんて言ったらいいのかわかんないんですけど、こういうことが起きました、起こしちゃいましたってなった時に、一瞬逃げようって考えたのかもしれないですけど、彼なりに向き合うって思ってたところは偉いなというか、彼を褒めてあげてもいいところなのかなと」と明かした。

 晃平の同僚で、どんな難しい案件もこなし、その仕事ぶりが評価される反面、近づき難い印象の高野ゆう子役を務める比嘉愛未。自身が演じた役柄を「感情がちょっと汲み取りにくい。冷静で常に凛として自立した女性というイメージ。 高野は自分で選択をしたという感覚で、 もちろん倫理的にどうかっていう部分あるんですけども、世間的なことだったり、人間って清廉潔白で生き続けられるって難しいじゃないですか。間違いだったり失敗をしてしまうこともある中で、高野はそれを相手に押し付けない。 それが自分が全部背負って生きていくっていう覚悟を持った強い女性だなと。 あの、私自身も高野を演じながら彼女から学ぶことがたくさんあったので、今回本当に楽しかったです」と語った。

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