ショーン・アスティン、浪川大輔、イライジャ・ウッド

 浪川大輔、『ロード・オブ・ザ・リング』主人公フロド・バギンズ役のイライジャ・ウッド、旅の仲間サム(サムワイズ・ギャムジー)を演じたショーン・アスティンがこのほど、『東京コミコン 2025』(幕張メッセ)に出演した。

 浪川は、長年ウッドの日本語版吹き替え声優を務め、さらに『グーニーズ』でアスティンの声優も務めた。その事をウッドに伝えると驚いたように握手を求め、深々と頭を下げ、浪川に敬意。更に浪川が、アスティンの声を今後演じていきたいと伝えるとお墨付きを得た。

 そのウッドは過去に東京コミコンで来日した際、皇居周辺でジョギングをし思い出に触れ、「参加したレースで一緒にゴールラインにたどり着いた日本人と一緒にセルフィーを撮りました」と回想。続けて「今回のコミコンで私との撮影に参加してくれたファンがその人で、“あの時の写真だよ”って見せてくれたんです。驚きました」と語り、数年越しの再会を嬉しそうに明かした。

 また、アスティンは今年から全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の新会長に任命されたことについて「俳優たちには、守られる権利があります。身体の安全だけでなく、心身や経済面の安全も大切です。だからできる限り、私の力で彼らを守り、安全を担保したいと思っています」と責任感と信念に満ちたスピーチを行った。

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