吉高由里子、主演舞台開幕「毎日笑顔が絶えない現場なのに…送り出すものはヒリヒリ」

　吉高由里子、さとうほなみ、桜井日奈子、山口紗弥加が７日、東京・渋谷PARCOで『パルコ・プロデュース 2025『シャイニングな女たち』プレスコール＆開幕前会見に臨んだ。

　蓬莱竜太氏作・演出による吉高由里子主演の舞台。主人公たちが社会人として働く現在と、大学時代の過去とを行き来しながら、人間関係のもつれや SNS時代に生きる私たちの光と闇を浮き彫りにする女性たちの群像劇。

　吉高は「11月１日から稽古が始まって、こんなにあっという間の１カ月間はないんじゃないかなって。まだ初日の実感がなくて。始まったら終わりに向かっってスタートするのかと思うと、稽古場の思い出がフラッシュバックして」と初日を迎えた思いを明かした。

　更に「毎日笑顔が絶えない温かい現場なのに送り出すものはヒリヒリしたものだから不思議だなって毎度思いながらやっていました」と仲の良い共演者たちと送る作品への思いも口にした。

　この日のフォトセッションでもその仲の良さが垣間見える場面があり、腕を組みハートポーズを作ったり、撮影中にひそひそ話をしたり、フォトコールを終えた瞬間、手を繋いで舞台にはけるなど、学生のようなノリを感じさせる姿があった。

　なお、吉高演じる主人公の大学時代の女子フットサル部仲間で親友役にはさとうほなみ、控えめな性格で SNSに自身の孤独を書き連ねていた後輩役には桜井日奈子、厳しさの裏に葛藤を抱えている女子フットサル部の顧問役を山口紗弥加が務める。

　本作は、７日から28日まで東京・PARCO 劇場、その後大阪・福岡・長野・愛知で上演される。