メロキュア、13年越し初ワンマン開催決定を発表
タワーレコード渋谷店でライブを行ったメロキュアの日向めぐみ
音楽ユニットのメロキュアが8日、10年ぶりとるニューアルバム『メロディック・スーパー・ハード・キュア』(8月26日発売)の発売記念イベントを、タワーレコード渋谷店で開催。2002年の活動開始から初めてとなるワンマンライブを9月21日に東京・渋谷WWWで行うことを発表した。
メロキュアは2004年に急逝した岡崎律子さん、そして、meg rockこと日向めぐみによるボーカルユニット。この日は、日向めぐみがエレキギターとマニピュレートの(音の動きを最小限に抑えた)ミニマルな編成でステージに登場した。
チェック柄のワンピース、時計、足元まで青を基調にコーディネートした日向が「お待たせしました」と可愛くつぶやいてから、1曲目には、ノリのいい「1st Priority」を披露。
人気曲がリアレンジされた「ふたりの世界【メロキュア meets 川口圭太】」が始まると、フロアからは喜びの声が上がった。日向も曲に髪と体を揺らす。そして、美しいAメロと激しいサビで静と動が効果的に対比された「AGAPE」と続く。
彼女のライブで恒例とも言われている「おむすびタイム」というMC中に手作りおむすびを食べる一幕もあり、会場からは驚きと笑いが起きて和やかムード。
続く「スペシャルメドレー」で人気曲をいいとこどりにした。きれいなメロディを持つ楽曲にファンはうっとりと聴き入る。しかし、アッパーな曲ではコール&レスポンスを忘れないところが彼らのメロキュア愛を伺わせる。
さらにMCでは9月21日にメロキュアとしての初ワンマンライブが渋谷WWWで開催されることが発表された。2002年に活動が始まって13年越しの初のワンマン。日向は「すごくすごく楽しみにしているので遊びに来てください」と語った。
そして「ワンマンの予行演習も兼ねて」と前置きして人気曲の「Pop Step Jump」を最後に披露。爽やかに展開していく曲調に頭を振るオーディエンス。サポートギター川口圭太の泣きのソロも曲を彩る。最後のリフレインで会場が1つになりイベントは幕を閉じた。
新譜「メロディック・スーパー・ハード・キュア」は8月26日発売。新曲を含む新録曲が8曲、リマスターされた既存の全楽曲が20曲収録というお得な内容となっている。リリースまではインストアサーキットが続く予定とあってメロキュアの暑い夏はまだまだ終わらなそうだ。 【取材・小池直也】
セットリスト
M1.1st Priority
M2.ふたりのせかい [メロキュア meets 川口圭太]
M3.Agapē
M4.スペシャルメドレー
Sunday Sundae~愛しいかけら~向日葵~「虹を見た」~ALL IN ALL~めぐり逢い~ホーム&アウェイ
M5.Pop Step Jump!
ライブ情報
タイトル:メロキュア ライブ 2015 melodic super hard cure(仮)
日時:2015年9月21日(月) 開場 17:00 / 開演 18:00
会場:渋谷
・WWW
リリース情報
メロキュア10年振りのリリース
新録音8曲(新曲含む)+既存の全楽曲20曲(すべてリマスター!)
2015年8月26日発売
メロディック・スーパー・ハード・キュア
COCX-39137~8(CD2枚組) 3,000円+税