7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTが、10都市を回る全国ファンミーティングアリーナツアー『BE:FIRST 2nd Fan Meeting -Hello My ”BESTY” vol.2-』を東京・有明アリーナ公演からスタートさせた。

 BE:FIRSTのファンミーティングはデビュー直後に開催した『BE:FIRST 1st Fan Meeting -Hello My “BESTY”- 2021』から約4年ぶりとなるファンミーティングでは、全国10都市のアリーナ会場に規模を拡大して開催。ワールドツアーを経てさらに進化を続けるBE:FIRSTのパフォーマンスやファンミーティングならではの企画も実施されているという。本ツアーは2026年2月15日 北海道・北海きたえーる公演まで全23公演開催される。

撮影=Takahiro Tsuboi (hof Inc.)

 そんなBE:FIRSTは10月29日に初のベストアルバム「BE:ST」をリリースしたばかり。プレデビュー曲「Shining One」や第64回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した「Bye-Good-Bye」、自身最速でストリーミング再生回数1億回を突破した話題のドラマ主題歌「夢中」といったBE:FIRSTのポップスやメッセージソングをまとめた『Mood』、デビュー曲「Gifted.」や各種音楽チャート116冠を獲得した「Mainstream」、話題のTVアニメ主題歌の新曲「Stare In Wonder」といったHIP HOPチューンやBE:FIRSTのアティチュードを示す楽曲をまとめた『Banger』の2枚組の全32曲を収録。

 リード曲「I Want You Back」はThe Jackson 5「I Want You Back」のカバーを、SKY-HIとSunnyがプロデュース。

 ファンキーなベースラインやリズミカルなピアノ、ストリングスのアレンジが印象的なオリジナルにリスペクトを込めつつ、“究極のアナログ・コンソール”と称される伝説的機材Neve 8068を使用し、生バンドをレコーディング。その音源をサンプリングソースとして取り込み、HIP HOP的に再構築するという徹底したアプローチでトラックを完成させた。

 オリジナルのサビを引用しながら、BE:FIRST的な解釈で新たに書き下ろした歌詞を加え、スキルフルな歌とラップで表現。消費のスピードが加速するこの時代にあっても、ボーイバンドというアートフォームで音楽を鳴らし続ける理由を示す、リスペクトに満ちた一曲となっている。

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