写真=Twenty One Pilotsがワンオク最終公演(4)

トゥエンティ・ワン・パイロッツ(撮影・Julen Esteban-Pretel)

 米バンドのtwenty one pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ)が、ONE OK ROCKの全国アリーナツアー『ONE OK ROCK 2015 “35xxxv” JAPAN TOUR』ファイナル公演(さいたまスーパーアリーナ、7月11日・12日)にサポートアクトとして出演するために来日。両日とも、多彩な音楽性を見せつけて約2万人の観客を魅了した。

写真=Twenty One Pilotsがワンオク最終公演(3)

撮影・Julen Esteban-Pretel

 パワフルでアクロバティックなパフォーマンスと、ジャンルにとらわれないポップなサウンドで絶大な人気を誇る、米オハイオ州コロンバスが生んだバンド。メンバーはタイラー(vocal/piano)、ジョシュ(drums)の2人。5月20日にリリースしたセカンド・アルバム『ブラーリーフェイス』が全米アルバム・チャート初登場1位に輝いた。今回は、ツアーの合間を縫ってONE OK ROCKのステージに参加した。

 11日公演では、最新アルバム『ブラーリーフェイス』のオープニングを飾る「へヴィーダーティーソウル」からライブがスタート。彼らのライブを初めて観るであろう観客が多い中、ジョシュがピアノの上に登り得意のバック宙を披露すると、客席からは驚きの大歓声が湧いた。

 会場は前半から早くも熱気に溢れ、シンガロングの煽りにも大きな声で応える日本のオーディエンスに、タイラーも満面の笑顔を見せ、「カー・レディオ」では、いつの間にかアリーナの中心に立てられた脚立によじ登り、盛り上がりは最高潮へ。

写真=Twenty One Pilotsがワンオク最終公演(2)

撮影・Julen Esteban-Pretel

 MCでは、ONE OK ROCKに改めて感謝の言葉を述べ、ラストは日本でもテレビCMに使用された代表曲「ガンズ・フォー・ハンズ」。観客のジャンプで会場は大きく揺れ、最後は2人でオーディエンスの真ん中に立ち、圧巻のドラムパフォーマンスを披露!大歓声の中深々とお辞儀をし、ステージを後にした。

 トゥエンティ・ワン・パイロッツは今後、7月25日に『FUJI ROCK FESTIVAL ’15』へ出演することが決まっている。

 2011年に地元コロンバスで1700人キャパの会場をソールド・アウトさせ、瞬く間に音楽業界から注目される存在となったトゥエンティ・ワン・パイロッツは、FUN.やパラモアを輩出した名門レーベル、FUELED BY RAMENと契約。

 2013年にリリースしたデビュー・アルバム『ヴェッセル』は、全米チャート最高58位ながら、この2年間コンスタントに売り上げを伸ばし、ツアーや音楽フェスティバルで魅せた圧巻のライブ・パフォーマンスで着実にファンを獲得。

写真=Twenty One Pilotsがワンオク最終公演(1)

撮影・Julen Esteban-Pretel

 満を持して発表したセカンド・アルバム『ブラーリーフェイス』で遂にその人気を爆発させた。セカンド・アルバム『ブラーリーフェイス』は、リード・シングル「ティア・イン・マイ・ハート」を筆頭に、ポップかつ壮大なメロディに、ヒップホップ、インディー・ロック、パンク的な要素を、トゥエンティ・ワン・パイロッツならではの爆発力で融合させた新次元の作品となっており、日本盤CDにはボーナス・トラックとして、デビュー・アルバム『ヴェッセル』からの代表曲「ガンズ・フォー・ハンズ」、RIGHT-ONテレビCMソングに抜擢された「ラヴリー」の2曲が収録されている。

トゥエンティ・ワン・パイロッツにおける7月11日セットリスト

1.へヴィーダーティーソウル
2.ストレスド・アウト
3.ウィー・ドント・ビリーヴ・ワッツ・オン・ティーヴィー
4.レーン・ボーイ
5.ホールディング・オン・トゥー・ユー
6.ティア・イン・マイ・ハート
7カー・レイディオ
8.ガンズ・フォー・ハンズ

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