小栗旬&窪塚洋介

 小栗旬、窪塚洋介らが先日、都内で行われた映画『フロントライン』(6月13日公開)キックオフイベント日本体育大学救急医療学科特別試写会に登場した。『GTO』以来約20年越しに共演が叶った小栗旬と窪塚洋介。窪塚は「旬の方から洋ちゃん映画があるだけどとお話をいただいて」とし、小栗は「洋介くんとずっとお仕事がしたくて今回ついにできると思ったら結局ほとんど会えなくて」と明かすと、窪塚は「ほとんど電話だったんですよ」と笑った。

 本作は、世界規模で人類が経験した新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した日本で初めての作品。20年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を舞台に「命」を救うことを最優先にした医師や看護師たちの姿を描く。

 本作の主人公・結城英晴を演じる小栗。今作のオファーについて「増本さんに脚本を読ませてもらった時に、取材されたものってどれくらいあるのか聞いたら、もの凄い分厚い資料が送られてきて、それを読んだらどれ位強い想いでこの作品を作りたいのかが伝わってきて、これは参加しないわけにはいかないとおもいました」と回顧。

 DMAT 事務局長で仙道行義を演じる窪塚は「正直最初は警戒したんですけど、まるでドキュメンタリーのようなリアリティのある脚本であった事と、撮影の初日にキッチングローブが用意されていて、医療用の手袋じゃないんですかって聞いたら、実際に対応初日に間違えてキッチングローブが届いちゃったんですというのを聞いて、これは緻密な取材のもと作られているから背中を預けられるなと思いました」と裏話を交えて本作への出演について明かした。

Photos

記事タグ