窪塚愛流、父・窪塚洋介の撮影写真に「愛してくれているのが伝わる」
1st写真集『Lila』発売記念取材会
俳優の窪塚愛流が15日、都内で行われた1st写真集『Lila』発売記念取材会に登壇し、初の写真集について思いを語った。
【写真】窪塚愛流、1st写真集『Lila』発売記念取材会の模様
現在放送中の日曜劇場ドラマ『御上先生』に出演中。昨年は初主演を務めた映画『ハピネス』や、初舞台となる『ボクの穴、彼の穴。W』にも挑戦した俳優・窪塚愛流。20歳という、記念すべき 1 年を撮りためた 1st写真集『Lila』を3月5日に発売。その発売を記念し、プレス取材会が実施され、窪塚愛流が登壇した。
1st写真集『Lila』は、窪塚が生まれ育った横須賀や地元でもある大阪でロケを行った。母校、子供の頃から通った定食屋、ホテル、街並み、そしてビーチでのサーフィンなど、10代の頃とは違う大人になった姿も封入。また父・窪塚洋介がモルディブで撮影した家族旅行写真も掲載されている。
登場した窪塚は、「ここに来るまで、いろんな自分なりのちょっとエモーショナルになりながらここに参りました。本日、僕のこのファースト写真集のためにお越しくださってありがとうございます。何も偽らずにありのままのことをお話したいと思いますので、よろしくお願いします!」と挨拶し、場を和ませた。
初の写真集発売について愛流は、「ウソが一つもないというのが嬉しかったです。やらされてない。わざとらしくないし、本当に今の自分が出来上がる分岐点となった。自分の人生に取って、大きなイベントがたくさんあった中で 、怒涛の20歳を過ごしてた自分がここに写っているので、1枚1枚が自分の背中を押してくれるようなかけがえのないものです。写真集を見終わるまですごい時間かかりましたし、写真集には親からのメッセージもあるんですけど、それはちょっと恥ずかしくて見れてないです。今日イベントが終わってから見ようと思っています」と語った。
タイトルの『Lila』は愛流が中学3年生のときに亡くなってしまった愛犬の名前。「ずっといて欲しかった。亡くなっても近くにいるような感じはするのですが、それは目に見えない。だったら自分の写真集の名前にすればずっと一緒にいられる」と、タイトルに込めた思いを明かした。
撮影では、いろんな巡り合いがあったという。撮影したスタジオを管理していた女性が、偶然にも0歳のときのお宮参りが一緒だったという奇跡の出会いがったと話す。
また、画家のCASPERが描いたアートをバックに撮ったお気に入りカットについて、「新今宮駅の路面電車なんですけど、通っていた昔から変わっていないので、味がすごい出てる。いつかここで写真を撮ってみたかった」と思い入れのある場所だと明かした。
本作には父親である窪塚洋介が愛流とモルディブに旅行した時の写真も収録されている。愛流は、「父親が自分の写真集に写真を掲載してくれた意味というのは、一生変わり続けていくんだろうなと思っています。今はただ嬉しいですし、今も厳しい言葉をかけてくれることが多いけど、やっぱり愛してくれているんだなっていうのは伝わります。この写真集を10年後とかに見たときに、思いも変わっていくと思うので、この写真集の自分の心の支えという意味ですごく繋がっている。今後もこの写真集を楽しんでいきたい要素の一つです」と思いを述べた。
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