山本千尋

 山本千尋が、2025年7月テレビ大分で放送予定の時代劇ドラマ「はぐれ鴉」でヒロイン英里役で出演。京都撮影後囲み取材を行った。

 TOSテレビ大分開局55周年記念として、赤神 諒原作『はぐれ鴉』(集英社刊)の時代劇ドラマを制作。寛文六年竹田藩で起きた凄惨な事件。ただ一人逃げのびた主人公による復讐劇。誰が敵で、誰が味方なのか。隠し通された秘密が明らかになる…。

 1月10日~12日の大分ロケに続き、1月20日から京都で撮影を実施。1月28日には、撮影現場をマスコミなどに公開した。

 主人公の山川才次郎(神尾楓珠)が、仇敵で叔父である玉田巧佐衛門(椎名桔平)に自らの正体を明かし、なぜ残虐な事件を起こしたのか問い詰めるという緊迫感あるシーン、そして見どころの場面の一つ。

 巧佐衛門の娘である英里(山本千尋)や玉田家の家人・平兵衛(野添義弘)も出演し、数時間かけて撮影が行われた。2月12日にはキャストが出演する全シーンの撮影を終了し、無事にクランクアップした。

■山本千尋 囲みインタビュー取材

――緊張感あふれるシーンの撮影でした。いかがでしたか?

 台本を読ませていただいたときに個人的には一番このシーンが難しい課題のシーンだなと思っていました。実は今日が父上(椎名さん)と目を合わせてお芝居するのが初めてだったので、感慨深い一日になりました。

――役を演じる上で大事にしていることを教えてください。

 デビュー作を太秦でさせていただきましたが、今作は演じたことがない役柄で、所作など初めてのことがかなり多かったです。ここにいる3人全員(の役)がそうだと思いますが、背負っているものが多いと感じていました。その中で英里という役は、(由美役の)財前さんもいらっしゃいますが、皆さんと一緒にいる数
少ない女性だなと思っているので、明るくできるところは根っから明るい英里でいつつ、どこか儚さも見えるような女性でありたいなと思いながら、毎シーン毎シーン臨ませていただいております。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします

 クランクインの地でもありました大分ロケの期間がとても素晴らしかったと実感しています。すごく大切なシーンでもあり、そこで見た景色とか感覚みたいなものがまさに撮影中に思い出されて生きているのを実感しているので、そういった撮影背景も含めて見ていただけるといいなと思っています。

【番組情報】

タイトル:時代劇ドラマ「はぐれ鴉」
放送 :2025 年 7 月予定(テレビ大分) BS11 他放送予定
原作 :赤神 諒『はぐれ鴉』(集英社刊)
出演 :神尾 楓珠 椎名 桔平 山本 千尋 財前 直見 他
監督 :山下 智彦
脚本 :松下 隆一
制作著作:テレビ大分 メディアプルポ
制作協力:東映京都撮影所
協力 :大分県 竹田市 杵築市 国東市 豊後大野市 臼杵市

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