藤間爽子、桜井玲香、谷まりあ、北村優衣、木竜麻生、つづ井さんが8日、都内で行われたドラマ『つづ井さん』(10日木曜深夜0時59分〜読売テレビ・ドラマDiVE)放送直前!HAPPY記者会見に出席した。

 【動画】藤間爽子の顔芸が回を重ねるごとに進化したと語る桜井玲香。谷まりあは笑い止まらず

 本作は、デビュー作「腐女子のつづ井さん」に始まり、自由に生きる成人女性としての姿を描く「裸一貫! つづ井さん」、東京で1人暮らしを謳歌する中での新発見を描く「とびだせ! つづ井さん」、愛犬との切なくて温かいお別れの日々を綴る「老犬とつづ井」からなる累計発行部数90万部を突破したシリーズを「つづ井さん」のタイトルでドラマ化。

 筋金入り「オタク女子」の主人公・つづ井さん役を藤間爽子がテレビドラマ初主演で演じる。つづ井さんの“前世からの友”たちを、Mちゃん役に桜井玲香、オカザキさん役には谷まりあ、橘役には北村優衣、ゾフ田役には木竜麻生が務める。

 撮影現場では仲良しで、ワイワイしていたという5人。「毎日、爆笑の嵐で。とにかく毎日笑っていました」と谷が語れば、桜井も「役づくりは全然なかったですね。はじめてみんなと会った時にも、見事に5人のキャラがかぶってなかったから。普通に素で話しているだけで“前世の友”風な雰囲気ができあがるんで。楽しんでやった気はしますね」と振り返った。

 そんな藤間の芝居について北村が「(藤間)爽子ちゃんの顔芸とか行動とかが本当におもしろくて。これは天性なのか、努力だったのか。どっちだったの?」と質問すると、藤間は「自分では顔芸をしようというのはあまり意識していないんですけど、撮影がどんどん楽しくなっちゃって。どんどん顔の表情筋が動くようになったのかな」と返答。それは谷のツボだったようで「面白すぎちゃって、3回くらい号泣しましたね。メイクさんには本当にご迷惑をおかけしました。爽子ちゃんの顔芸には注目してほしいです」と語ると、「わたしからすると、みんな面白いんですけどね」と返す藤間だった。

 そんな本作を通じての発見とは?まずは藤間が「コメディというか、おもしろい役ははじめてだったたのですが、自らおもしろいことを考えてやることに、けっこう貪欲なんだなということをはじめて知りました」と語ると、桜井も「わたしは、ドラマ版“前世からの友”たちに出会えたのが、本当によかったなと。同世代の女の子とこんなにも楽しく半分、仕事を忘れながら毎日を過ごせました。現場に行くのが本当に楽しくて。それはなかなかないことだと思うので。いい友だちに出会えてよかったなと思います」とコメント。

 一方の谷は「わたしはバラエティもやらせてもらっているんですが、やはりカメラの前で自分を出したり、ふざけたりするのって簡単なことじゃないと思うんです。でもこの演技をやっている皆さんが本気でふざけているのをカメラの前で見ていて、すごい、ここまでできるのかと思って。それがすごいカッコ良くて。わたしも頑張ろうと思いました」。

 その谷の言葉に「本当にそれです」とうなずいた北村は「みんなに出会えたことは本当に良かったし、この作品を実写版で届けられるのはとてもうれしいです。それと本番中で寝たのははじめて(笑)。実際に寝ているシーンだったんですけど、ガチで寝てました」と明かすと、「寝息がすごかったよね」と笑った桜井。藤間も「彼女は唯一、年齢が下なんです。ご飯会では敬語で話していたんですけど、もう敬語はやめようと言ってからは、現場でもすぐにタメ語になれて楽しく話していましたけど、彼女は一番貫禄があるというか、若いのに大人なんですよ。すごいなと思いました!」と語ると、北村も「ありがとね」と付け加えた。

 そんな個性豊かなキャスト陣をまとめていたのは木竜だったという。「どちらかというと、普段の自分のプライベートでは率先してふざける方なので。(キャラクター的にも)みんなのことを一歩引いて見てると、とんでもなくみんなのことが愛おしくなるんです。なんてかわいいんだろうと思って。みんなに、いっぱい食べてね、いっぱい寝てねというような気持ちになって。それは役柄もそうだったし、それを同世代の女の子たちに思うことがなかった」と語ると、藤間も「木竜ちゃんの存在ってゾフ田に近くて。わたしたちはわちゃわちゃボケているんですけど、それをツッコんでくれる人がいないんですよ。ゾフ田の木竜ちゃんはツッコんでくれるので、そこで5人を締めてくれるんです。本当に大切な存在です。彼女がいない日は締まらないですからね」と笑いながら明かした。

パジャマ姿でトークする藤間爽子、桜井玲香、谷まりあ、北村優衣、木竜麻生

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