写真»AKB48選抜総選挙名言は

名言を残した指原莉乃(755新テレビCM「彼女たちの本気を見逃すな」ワンシーンより)

 [AKB48総選挙]明日6日に開票を迎える「第7回AKB48選抜総選挙」(福岡ヤフオク!ドーム)。今年は大波乱の様相を呈しているが、総選挙では毎年、選抜入りメンバーによる名言が生まれている。

 今年卒業する事が決まっている総監督の高橋みなみの「努力は必ず報われる」や、元AKB48前田敦子の「私の事は嫌いでも、AKB48の事は嫌いにならないで下さい」。スキャンダルから女王の座まで上り詰めた指原莉乃の「絶対にAKB48は壊しません」、元AKB48篠田麻里子の「潰すつもりで来てください」などなど。名言の数々は、その年のAKB48グループの実情を物語っているとも言える。

 今年は、小嶋陽菜(AKB48)や松井玲奈(SKE48)など上位組が相次ぎ立候補を辞退、その流動票がどのメンバーに流れるか注目されていた。速報結果では、姉妹グループや新世代の台頭が著しく、昨年圏外だったメンバーが上位にランクイン。

 連覇を宣言した渡辺麻友(AKB48)はまさかの3位発進。返り咲きを狙う指原莉乃が暫定1位になっている。更に、悲願の単独センターを狙う柏木由紀は順当2位につけ、姉妹グループの生え抜きでは初の女王君臨を目指す、松井珠理奈(SKE48)は4位、それを山本彩(NMB48)が5位と追いかける。

 まさに波乱含みの総選挙。ファンの間でも「今年は誰が1位になってもおかしくない」と言葉を漏らすなど、予想ができない展開だ。そうしたなかで女王の座に就くメンバー、そして選抜入りを果たすメンバーはどのような言葉を残すのか、発言も注目される。

 272人にもおよぶ立候補メンバーは現在、新世代トークアプリ「755」でアカウントを開設。選挙期間中はネットも駆使してファンに直接訴えを行っている。ここでのやりとりをどう票に結びつけていくかがポイントにもなりそうだが先日、「755」がウォッチ数(アクセス数)から上位入賞者を予測たが、今回はこのファンとのやり取りから名言が生まれそうなメンバーを分析、何人かピックアップしている。

 ◆速報4位…松井珠理奈(SKE48/AKB48) ファンとのやじうまコメントのやりとりの上手さ、トークからファンとの結束力がひしひしと伝わる。「第7回AKB48選抜総選挙」の事前からトーク内容が総選挙のネタで非常に盛り上がっており初めて1位目指しているので名言が出そう。

 ◆速報7位…島崎遥香(AKB48) 塩対応の“ぱるる”は755では絵文字たっぷりの神対応ぶり。昨年のスピーチは非常にシンプルだったが、今年のスピーチもシンプルかもれないが、755ではファンに向けて熱い神スピーチがあるかもしれない。

 ◆速報6位…高橋みなみ(AKB48) なんといっても、卒業前最後の総選挙出馬を決意したたかみな。755にも、速報6位へのファンへの感謝を伝えながらも、その上で、最後はやはり1位を取りに行きたいと宣言しているので、最後のスピーチに期待。

 ◆速報11位…谷真理佳(SKE48) 755のファンへのやじうまコメントがいつも全力投球。初の選抜入りをすれば、その熱い気持ちが爆発して、良いスピーチをしそう。
 
 ◆速報15位…渕上舞(HKT48) 755のファンからのやじうまコメントへの返信が、自分のエピソードや考えを交えながら適切な文量で返信している。起承転結のまとめ方がうまいので期待。

 ◆速報22位…古畑奈和(SKE48) 755でのファンとのやりとりが盛り上がり、なんども755の急上昇1位になるなど、盛り上げ方がうまい。総選挙への決意も明確に語っているので、当日のスピーチにも期待。

 今回、このような予想を立てた理由に、755の編集部は、昨年の高橋みなみのスピーチを上げている。以下はその内容。

 ――高橋みなみです。今年は珍しくこの順位になりたいというのを公言していて、その順位には届かなかったけど、9位をい ただけたことが、みなさんと歩けたことが私の誇りです。ありがとうございます。

 AKBにいるともう私は8年半…とかですね。たくさん楽しいこともありました。そしてこれ以上ないだ ろうなと思うくらい辛いことも起きます。みなさんご存知の通り、悲しい事件が起きました。正直私はその瞬間、あぁAKB終わっちゃったと思いました。何日かお家から出れなかったし、ずっと泣いてたし、どうしようかなって考えてました。でもそんな時、私の耳に聞こえてきたのは、今日と同じようなみなさんの大きな声援。

 ブログでのみなさんの声でした。待っていてくださる方がいるのはとても心強いです。総選挙はメンバー1人1人の通信簿です。去年までそう思っていました。

 でも今年気づいたことがあります。この総選挙の票数こそがAKB全体の通信簿だということです。私たちを支えてくださる方がこんなにたくさんいる。雨の中こうして集まってくださる方がいる。テレビの前で応援してくださる方がいる。そんな方がいるかぎり何度転んでも立ち上がって歩いて行くことができます。

 まだAKBにいるの?という声を聞くこともあります。私自身卒業を考えないわけではありません。でもなんで私がここにいるかというと、それはAKBが好きだからです。AKBはいろんなことに出会わせてくれました。たくさんのメンバーやみなさんに出会えたことは誇りであり、AKB48グループは最高のグループです!――

 その上で同編集部は「例年選抜ランクインした16名のスピーチから名言がでることが多いが、自分の心境+αでスピーチできるメンバーがスピーチがうまく、名言を残しやすい。スピーチ内容は、速報発表から当日までの心境や、一年間の活動を振り返っての心境を語りながら、自分の役割や、目標、決意を表明するスピーチをすることが多いと考えられます」と分析している。

 果たして、女王の座をものにするのは誰か、そして、名言は今年も生まれるであろうか。全ては明らかになる。

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