ヤングスキニーが28日、渋谷ヒカリエホールで開催された『ミュゼプラチナム presents 超十代 -ULTRA TEENS FES- 2024@TOKYO』に出演し、ライブとトークステージで盛り上げた。

 今年で9年目を迎える「超十代」の大型イベント『ミュゼプラチナム presents 超十代 -ULTRA TEENS FES- 2024@TOKYO』では、今年も日本の若者の中心、東京・渋谷から「超十代」を発信。今回も十代に人気の出演者が勢揃いし、ライブステージではティーンに話題のアーティスによるライブパフォーマンスや、十代に影響力のあるモデルやYouTuberが多数出演。人気ファッションブランドによるファッションショー等、十代が熱狂するステージを届ける。さらに、5回目の開催となる、令和時代の次世代スター発掘オーディション「ミスター・ミス超十代オーディション2024」も実施。

 ヤングスキニーは、ゴンザレス(Gt)、かやゆー(Vo&Gt) 、りょうと(Ba) 、しおん(Dr)による平均年齢22歳、東京発4ピースギターロックバンド。3月13日にEP『不器用な私だから』をリリースし、同月16日から全国ツアー『”老いてもヤングスキニーツアーvol.3”2度あることは3度ある編』を行っている。5月には『ヤンスキ春の野音祭り』と題した東京・日比谷野外音楽堂と大阪城野外音楽堂でライブを開催予定。

 『超十代 -ULTRA TEENS FES- 2024@TOKYO』のステージを終えたヤングスキニーが囲み取材を行った。

 ステージに立った感想としてかやゆーは、「最近はワンマンツアーを回っていて、自分たちのお客さんしか来ないような会場でいつもやらせていただいているんですけど、今日はバンド(好き)以外のお客さんもいっぱいいる中だったので、すごく新鮮な気持ちでライブをやれたなと思います」。

 しおんは、「目の前にランウェイがあって、行きたかったんですけど、僕ドラマーなので行けなくて羨ましいなと思いながら見てました」。

 ゴンザレスは、「お客さんも共演者の方も若くて学生時代を思い出して、なんかいいなと思いました。学生時代は1人ぼっちだったので、(今日は)幸せを感じました」。

 りょうとは、「お客さんも出演者も若い人がたくさんいて、若返った気分になりました。いいアンチエイジングになりました」とステージに立った感想を述べた。

 今年の春夏で挑戦したいファッションは? と聞かれたかやゆーは、「僕は下駄を履いているんですけど、北海道に行った時はさすがに寒すぎて、そこから普通の靴に戻してしまったのですが、そろそろ暖かくなってくるので、また下駄ファッションに挑戦したいなと思っています」。

 続いてしおんは、「僕はもともとバスケをやっていたのもあって、バスケのユニフォームみたいなものをオシャレに着こなせたら、ルーツも含めていい感じに表せるんじゃないかなと思ったので、それに挑戦したいです」。

 新たに挑戦したいことにゴンザレスは、「小学生みたいですけど、友達をたくさん作りたいなって。2人(かやゆーとしおん)は特にバンドマンの友達が多くて羨ましいです。僕はちょっとコミュ障の部分もあるんで、今年は頑張れたらなと思っています」。

 りょうとは「僕はバンドメンバーの中で唯一免許を持っていないので、今年頑張ってゲットしようかなと思っています」と、それぞれ挑戦したいことを語った。

 Z世代、若い世代のファンが多いヤングスキニー。ミュージシャンを目指したきっかけについてかやゆーは、「僕はいまだにバンドマンとして売れたいとは思っていなくて、好きなこと自由にやりたいだけで、自分の好きな音楽を身の回りにいる友達に聴いてもらって、かっこいいと言ってもらえればそれでいい。大きなステージに立ちたいというのもなく、身の回りにいる人にかっこいいと思ってもらえればという感情は変わらずなので、衝動は音楽が好きだっただけです」と、音楽がとにかく好きだという。

 メンバーをSNSで集めたヤングスキニー。そんなSNSについて感じていることにかやゆーは、「初めて集まったのもそうですし、初めてのライブハウスも無観客の配信でした。コロナはどんどん収束していってますけど、コロナ禍で(バンドを)やりたいと思った僕たちにとってSNSは本当に必要不可欠だし、それが今もちゃんと必要不可欠なものになっていると思います。特に僕は目立ちたがり屋なところあるので、ちゃんといろんな人に見てもらえる場を作ってもらえるのがSNSなのかなと思います」と感じていることを話した。

 十代の若者に向けて、かやゆーは「10代というと学生の皆さんがほとんどだと思うんですけど、学校に通っていると、こんな勉強何の役に立つんだよって思いますけど、大人になってもなんの役に立つのか分からない。いい仕事に就いたからといっていい人になるわけではないし、あんまり稼げない仕事だからといって悪い人になる訳じゃない、好きなことをやっているのが一番、自分が楽しければいいのかなって僕は思います」とメッセージを送った。

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