『BLUE GIANT』シリーズの最新章であるニューヨーク編『BLUE GIANT MOMENTUM(モメンタム)』の第1集と、前章のアメリカ編である『BLUE GIANT EXPLORER(エクスプローラー)』の完結第9集が2月29日に同時発売される。大団円を迎えるアメリカ編に花を添えるオリジナル楽曲「MOMENTUM」のミュージックビデオが29日にプレミア公開される。

 【動画】プレミア公開される「MOMENTUM」ミュージックビデオ

 世界一のジャズ・プレーヤーを目指す主人公=宮本大が、故郷である仙台から東京、ヨーロッパ、そしてアメリカと活躍の場を移しながら、奮闘する大人気ジャズ漫画“BLUE GIANT”シリーズ。

 昨年2023年には東京編がアニメ映画化し、興行収入13億を突破、そして今年3月8日に授賞式が行われる第47回日本アカデミー賞においても「優秀アニメーション作品賞」と「優秀音楽賞」を受賞するなど(各部門の最優秀賞は3月8日の授賞式で発表)話題となり、現在までにシリーズ累計1,200万部を超える人気作品。

そんなBLUE GIANTシリーズの最新章であるニューヨーク編『BLUE GIANT MOMENTUM(モメンタム)』の第1集と、前章のアメリカ編である『BLUE GIANT EXPLORER(エクスプローラー)』の完結第9集が2月29日に同時発売となる。(※発売日が異なる地域があります。)

アメリカで新たなバンド“ダイ・ミヤモト・モメンタム”を結成しツアー中の主人公が、ボストンで、かつて日本で結成していたバンドのピアニスト=沢辺雪祈(さわべ・ゆきのり)と再会し、新たなバンドのために作曲を依頼。

 お互いを認め合っていた二人の運命が交差する中で登場するオリジナル楽曲“MOMENTUM”が大団円を迎えるアメリカ編に花を添えるのだが、何とこの楽曲が音源化され、単行本発売当日の29日に各ストリーミング・プラットフォームで公開されるほか、原作イラストを使用したMusic VideoがYouTubeにてプレミア公開される。

同楽曲は、ニューヨークに拠点を置き、一昨年はジョン・バティステが「最優秀アルバム賞」昨年はサマラ・ジョイが「最優秀新人賞」と、所属アーティストが2年連続でグラミー賞主要部門を獲得した超名門ジャズ・レーベル=Verveの協力のもと制作され、同レーベル所属の注目若手ピアニスト=ジュリアス・ロドリゲスが演奏を担当。そして映像は高校時代から現在に至るまでの主人公の足跡をたどる内容だ。

 同レーベルの社長であるジェイミー・クレンツは今回のコラボレーションについて「BLUE GIANTは世界中の新しい聴衆にジャズを届ける役割を担っています。我々のアーティストのジュリアス・ロドリゲスが参加することを光栄に思いますし、彼の素晴らしい演奏が、この作品をより多くの人に広めることを願っています」と語るなど、本場アメリカのジャズ・レーベルも『BLUE GIANT』へ賛辞を送っている。

そして、さらに公開に先んじて2月27日からは東京・原宿の竹下通りにあるUNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUにてPOP UPストアの開催が決定。

 複製原画展や人気キャラクターとのフォトスポットの他、今回のPOP UPのために新たに作られたグッズがずらりと並ぶ予定。先着順でオリジナルステッカーも配布予定。

石塚真一氏&NUMBER 8氏コメント

■石塚真一氏

凄っ。『MOMENTUM』って、こんな曲なんだ、、、強くてカッコいい!!

最高の曲にしてくださったレーベルの方や演奏してくださったアメリカのプレーヤー達に深く感謝です。ありがとうございます!!

そして原宿にポップアップストア!! 嬉しいなあ~、、、僕も行こう〜っと。

■NUMBER 8氏

作中曲「MOMENTUM」が、最高のメンバーによってアメリカで録音されました。

作品を応援してくれるレーベルの方々とNYの若手ジャズマンの力によって。

そしてあの竹下通りに充実のポップアップショップが…。感無量です。

約1年ぶりの単行本を待ってくれた読者の方々と一緒に存分に楽しみたいと思っています。

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