超とき宣「アイドルやってて良かった!」横アリ単独公演の夢叶える
超ときめき□宣伝部(□は白抜きハートマーク)が27日、神奈川・横浜アリーナで自身最大規模のワンマンライブ「行くぜ!超ときめき□宣伝部 at 横浜アリーナ!~隣はきみって決めてるの~〈Day1:恋〉」を行った。本公演は、幕張メッセワンマンライブ「星をめざして」公演から約1年、次なる「世界」を目指して日々活動する超ときめき□宣伝部が挑む、自身最大規模のワンマンライブとなる初の横浜アリーナ公演で、2日間合計で1万6千人を動員する。ライブはグループコンセプトである「ときめく恋と青春」をライブのテーマとし、27日のDay1は「恋」、28日のDay2は「青春」をテーマに公演内容が異なるステージを届ける。Day1では、24日にリリースされたニューアルバム『ときめく恋と青春』から「ラミラミ」や「ユラグラブ」、ファーストシングル「土っキュン□!!少女 」、代表曲「すきっ!」など披露した。併せて「ちゃおプラス」で超ときめき□宣伝部の漫画化、3月31日にカレンダーを発売、メンバー主演のリアルタイムドラマ『リトライ、青春!』を3月29日、30日、31日に配信することを発表した。(※ネタバレあり)
開演前に行われた囲み取材で、リーダーの辻野かなみは横浜アリーナ公演への意気込みとして、「去年から約1か月間ぐらいリハーサルをしていたので、いつもよりもちょっと安心してステージに立てるのかなと思っています。一昨年の『ときクリ』(クリスマスライブ)で発表してから目標に向かって頑張ってきたので、今までの成果を全て出せるように頑張ろうという気持ちでいっぱいです」と、キラキラとした表情を見せてくれた。
単独での横浜アリーナ公演、記念すべき1曲目に選ばれたのは「ドキドキ ドキドキ」。囲み取材で杏ジュリアは、「私が歌い出しなので、落ち着いてしっかり歌いたい」と意気込みを話していたが、今日迎えるまでのメンバーの心情がダイレクトに反映されたかのような楽曲で、ライブへの勢いを感じさせた。吉川ひよりが、「私たちと一緒にドキドキしましょう!」と元気よく投げかけ「初恋サイクリング」などとき宣の魅力が詰まったステージを展開。オーディエンスもおおいに盛り上がっていた。
「もっともっと もうちょっと」では、今回のライブでのハイライトのひとつ、ムービングステージを使用し、会場のセンター付近まで移動。この演出について囲み取材で菅田愛貴が「(ムービングステージは)アトラクションみたいで勝手に進んでいくのがめっちゃ楽しいです。最初は不安もあったんですけど、上から(客席を)見られるので宙に浮いている感覚が楽しみです!」と語っていたのも印象的。大きな会場でも、少しでも近さを感じさせてくれる演出で、元気いっぱいのパフォーマンスを見せた。
そして、ここから新曲ラッシュ。恋と青春、2つのテーマが合わさった「ハピラブルー!」を皮切りに、アグレッシブな「ラミラミ」、とき宣らしさあふれる「大、大、大すきっ!」を披露。新曲たちでオーディエンスを沸かせた。
MCでは小泉遥香が「(横浜アリーナワンマンの)夢が叶いました!」ととびきりの笑顔をみせ、坂井仁香が「みんなとどこまでもいきたい、という曲です」と紹介し披露されたのはミディアムナンバーの「Sora」をしっとりと聴かせてくれた。そして、とき宣の大人な一面を覗かせた「ユラグラブ」、シンガーソングライターのコレサワが提供した「最上級にかわいいの!」で、大いに盛り上げた。
ライブ後半戦では、盛り上がり必至の「トゥモロー最強説!!」、ファーストシングルの「土っキュン□!!少女 」とたたみかけるようなセットリストにボルテージは最高潮。本編ラストの「すきっ!」まで、エンジン全開のキュートでエネルギッシュなパフォーマンスで楽しませた。
アンコールでは、“ロックオンフリータイム”と銘打ったコーナーでファンと写真撮影を楽しむ。そして、ここで新しい発表として、「ちゃおプラス」で超ときめき□宣伝部の漫画化、3月31日にカレンダーを発売、メンバー主演、3月29日、30日、31日リアルタイムドラマ『リトライ、青春!』を配信することを発表した。
MCでは公演初日を迎えたメンバーそれぞれが思いをオーディエンスに伝えた。感極まった菅田愛貴は、「応援してくれる方の愛にすごく感謝しているので、皆さんからいただいた愛をお返しできるように、推してよかったと思ってもらえるように頑張っていきたいと思います」と涙ぐみながら想いを語った。
坂井仁香は「アイドルやっててよかった」と叫び、「きみと青春」を披露。そして、大規模ライブで恒例となっている、その場でルーレット回し決まった楽曲を即興で披露する“ときめき□ルーレットコーナー“も。「ラヴなのっ□」と「きみに夢中ガール」の2曲を披露し、初日公演の幕は閉じた。28日は「青春」をテーマに、横浜アリーナで単独公演を行う。【村上順一】
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