本郷奏多、一筋縄ではいかないアラサー男性役「自然体で演じたい」
ドラマ『アイのない恋人たち』
本郷奏多が、来年1月21日スタートのABCテレビ・テレビ朝日系“日10”ドラマ枠『アイのない恋人たち』にメイン出演することが決定した。
本作は、主演に福士蒼汰、ヒロイン役に岡崎紗絵を配し、不器用で不恰好なアラサー男女の恋愛模様を描く。2人を取り巻く同年代のキャラクターが多く登場するその一人に、「自分=I(アイ)がない」と揶揄されがちな男、淵上多聞役として本郷奏多が出演する。
本郷奏多が演じる淵上多聞(ふちがみたもん)は、主演の福士蒼汰が演じる久米真和(くめまさかず)の高校の同級生。現在は一流食品会社の企画開発部に勤務。爽やかな笑顔と柔らかな物腰で、女性からの好感度は決して低くない多聞だが、実は33歳の今日まで女性と付き合ったことが一度もない。その原因は、多聞に「自分=I(アイ)がない」から。
主張や決断力がない多聞は、常に他人に合わせたり相手に気を遣ったりしながら日常を過ごしている。そんな彼にとって、人の心に踏み込まなければならない恋愛は苦手そのもの。揉め事を避ける方便で身についてしまった人当たりの良さとは裏腹に、実は他人との交わりが不得手という多聞。この一筋縄ではいかないアラサー男性に、役柄と同い年の本郷が挑む。
10代からの長いキャリアで培ってきた高い表現力を誇る本郷が、多聞をどう造形していくのか、その演技に注目だ。
本郷奏多:コメント
――今作の出演が決まった際の感想は?
恋愛というものにメリットをあまり感じていない点が、自分と似ていると感じました。役の年齢と自分の年齢も同じですし、多聞という等身大のキャラクターを組み立てていきたいです。
――演じられる多聞について、どういったところを意識して演じたいですか。
物事を合理的に考えるので、恋愛というものは面倒でコスパが悪いものと考えている多聞。そういう若者は現代においてそれなりに多いと思うので、自然体で演じたいと思います。
――今回の多聞は自分(=I)がない役ですが、「自分がないなあ」と感じた瞬間はありますか?
食べ物に興味がないので、「何が食べたい?」と聞かれた時に心の底から「なんでもいい」と答えてしまいます。少しでいいので今後食に興味が出てきたら嬉しいです。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
性格や考え方が全然違う男女達の恋愛群像劇です。それぞれ色々な悩みを抱えていたりと、同世代の方には特に感情移入して観ていただけると思います。是非楽しみにしていてください。

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