TEMPEST「“iE”の皆さんが存在してくれるから」活動の意義
INTERVIEW

TEMPEST

「“iE”の皆さんが存在してくれるから」活動の意義


記者:村上順一

撮影:

掲載:23年08月17日

読了時間:約10分

 韓国7人組男性グループのTEMPESTが、8月24日と25日にZepp Osaka Bayside、29日と30日にKT Zepp Yokohamaでライブ『2023 TEMPEST SHOW CON [T-OUR]』を開催する。TEMPESTは英語で「激しい嵐」を意味しており、“エネルギッシュでパワフルなパフォーマンスで音楽業界に嵐を巻き起こす”という意味を持っている。同グループは2022年3月にアルバム「It’s ME, It’s WE」でデビュー。2023年の4月には4枚目のE.P.「THE CALM BEFORE THE STORM」をリリースし、7月15日と16日に日本でリリースイベントを開催したのも記憶に新しい。MusicVoiceでは来日したTEMPESTにインタビューを実施。TEMPESTの武器や魅力、8月に開催されるライブへの意気込みを聞いた。【取材=村上順一】

TEMPESTの武器、魅力とは?

TEMPEST

――TEMPESTの武器はどんなところにあると思いますか。

ヒョンソプ 少年っぽさと大人っぽさの両方がTEMPESTにはあります。僕らは大人ですが、少年っぽい曲もパフォーマンスできる。そういう面が大きな魅力だと、僕は感じています。

ウンチャン 強さです。グループ全体を見てもバランスの強さを感じています。

テレ そして、コミュニケーション力も僕らの武器、魅力の一つだと思います。

――メンバーの皆さん、コミュニケーションはどのようにされてるんですか?

テレ 週間会議を通じて、今までの出来事やこれからのことをフィードバックをしながらやっています。

――ハンビンさんはどのようなところが魅力だと感じていますか。

ハンビン それぞれ個性的な魅力があり、 この7人が集まると本当にすごいものになっていくところです。

ヒョク 僕らは“レインボー”のようなグループなんです!

――7人で七色、いいですね! ルーさんはいかがですか?

ルー バラエティ感があるところです。みんなと一緒にいる時もずっと楽しいですし、何かコンテンツを撮るときも本当に楽しくて、そういう時にみんなにはバラエティのセンスがあるなと思いました。それぞれ独特な魅力があって得意技があるんです。

――得意技とは?

ヒョク 僕はバイクの音を声でマネすることができます。(実演する)

――似てますね! なぜバイクのモノマネをやろうと?

ヒョク YouTubeで「なにか真似しやすいものはないかな?」と思っていろいろ観てやってみたら、うまくできたのがバイクの音でした。

――ちなみに皆さん、ものまねとか得意なんですか?

ルー はい! 僕はヒヨコができます!(実演する)

――かわいいですね!

ハンビン 僕はニワトリの鳴き声ができます!(実演する)

――めちゃくちゃリアルですね(笑)。話を戻して、ヒョクさんがTEMPESTの魅力を挙げるとしたら?

ヒョク TEMPESTの魅力はルックスです!

――ヒョクさんから見て、メンバーのルックスはどう見えてますか。

ヒョク (端から指を差して)イケメン、イケメン、イケメン...。

――間違いないですね。メンバーを見て羨ましいなと感じているところもありますか。

ヒョク 僕は特にルーさんのインパクトのある目がすごく羨ましいです!

――ファランさんはTEMPESTの武器はどのように感じていますか。

ファラン どんな曲でも自分たちなりに昇華できるところが強みでもあり、僕らの魅力になっていると思います。青春系、カリスマ系どんな曲にも対応できます。

――対応するためのコツみたいなものはありますか。

ファラン 歌唱前にみんなで集まって、どういう方向に向かうか相談して決めていきます。方向性が決まってからその雰囲気を出すために練習に没頭します。

――やっぱり練習は大変ですよね?

ファラン 大変なのですが、楽しいです!

メンバーそれぞれが思うTEMPESTのやりがい

――いま、TEMPESTの活動の中で一番やりがいを感じていることは?

ヒョンソプ ファンの皆さんが喜んでくれているのをみると、一番やりがいを感じます。そういう時は完璧な 1 日になったなと思います。

――7月16日のリリースイベントはいかがでした?

ヒョンソプ 皆さんにお会いできて本当に嬉しかったです。その中で、「ヒョクのファンになってから、一度も悲しい時はなかった」と言ってもらえたことが、すごく嬉しかったです。

――ウンチャンさんがやりがいを感じてることは?

ウンチャン 今、この瞬間です。僕たちを取材していただけることがすごく光栄で、注目してもらえていることにやりがいを感じていますし、インタビューもすごく楽しいです。自分たちのことをお話できることがすごく嬉しいです。

――テレさんはいかがですか。

テレ 僕らが一生懸命準備してきたものを見てもらって、それを見た皆さんが喜んでくれている姿を見て、改めてTEMPESTの活動のやりがいを感じました。日本のiE(ファンの呼称)の皆さんにお会いしたのですが、皆さんの声が聞こえるなかでコンサートができて、本当に嬉しかったです。

――ファンの方と会って嬉しかった言葉はありましたか?

テレ はい! 「日本に来てくれる日を待ってました」という言葉を聞いて、グッときました。

――ハンビンさんはいかがですか。

ハンビン 「ハンビンのおかげで幸せです」という言葉を聞いた時にすごくやりがいを感じましたし、生きる意味がわかりました。このお仕事でみなさんに幸せを配れることにすごくやりがいを感じました。その言葉を聞いて本当にデビューして良かったと思っています。

――ヒョクさんはどんなときにやりがいを感じていますか。

ヒョク 大きなステージが終わってから、SNSなどで反応をチェックして、やっぱりTEMPESTはカッコいいと思える反応を見た時にやりがいを感じます。

――どんなことを書いてもらえたら嬉しいですか?

ヒョク ハンサムだったり、パフォーマンスが格好良かったと書かれているのを見ると、すごく嬉しくてテンションが上がります!  ですので、そういったコメントは毎日投稿してもらいたいです(笑)。

――ファランさんのやりがいは?

ファラン 今回で4回目のカムバックなのですが、iEの反応を見て「待ってました!」、「歌カッコよかった」といった反応を見るとやりがいを感じます。そして、今までの練習で大変だったことを忘れさせてもらえます!

――ルーさんはどんな時にやりがいを感じていますか。

ルー ファンの皆さんが「ルーくんを見ると元気が出ます」、「つらいことがあっても乗り越えることができた」、という言葉を聞いたとき、特にやりがいを感じました。逆にファンのみんなからもらったお手紙を読んで、元気が出て頑張ることができました。

――ちなみにルーさんはリーダーを務めていますが、リーダーとしてのやりがいはどんなところに感じていますか?

ルー アルバムやMVを無事に完成できた時です。あと、週間会議でメンバーとたくさん会話をするのですが、それによって対話の質、パフォーマンスのクオリティが高くなったことを感じた時、リーダーとしてのやりがいを感じています。

――リーダーとして大変なことは?

ルー 毎日感じています(笑)。リーダーを務めることは簡単ではないので、つらい時もあるかもしれない、と覚悟を決めてリーダーになりました。でも、つらい時があったとしても、その時はメンバーが助けてくれるんです。みんなのおかげでリーダーを頑張れています。

ヒョンソプ 本当に簡単ではなくて、誰もができるものではないと思っています。責任感も強いそんなルーくんをいつも尊敬しています。

重視しているのはライブ感

TEMPEST

――皆さんライブ、パフォーマンスにすごく力を入れてると思いますが、ライブへの意気込みをお願いします。

ヒョンソプ いま一生懸命、『2023 TEMPEST SHOW CON [T-OUR]』に向けて準備をしています。僕らにとってコンサートというのは夢のような時間なので、これまで以上に集中して毎日練習しているので、期待して待っていてください!

――今どんなところを意識されて練習をされていますか。

ヒョンソプ いま一番重視しているのはライブ感です。それを出すためには体力が必要なので、走りながらセットリスト全曲を歌っています。すごく大変なのですが、精神的に安心感が生まれ、最高のパフォーマンスができると信じています。

テレ 今までのライブは1〜2曲くらいのミニコンサートが多かったのですが、今回のコンサートは長時間のパフォーマンスになります。最初から最後までカッコいいパフォーマンスを見せるために、とにかく体力をつけています。

ウンチャン ヒョクが話していたように、歌を流しながら一時間走ったり、ステージの上で実際にマイクを使って練習したり、それに加えて筋トレをしています。

――今どの辺を重点的に筋トレされていますか。

ウンチャン 全体的にやっているのですが、強いていうなら腕とおなかです。コンサート本番までにもっと仕上げていきたいです!

――ハンビンさんはライブに向けてどんな準備をされていますか。

ハンビン 僕は、活動している中でライブが1番好きなことなので、常に準備をしていて、今もドライブをしながら音楽に合わせて一緒に歌ったり準備しています。

――一番パフォーマンスが大変な曲は?

ヒョク 難しいですが、1曲選ぶとしたら「START UP」かな?

一同 お〜確かに!

ファラン 曲のテンポも速いし、ジャンプする振り付けがあるので、ボーカルもラップも大変なんです。そしてヒョクのボーカルパートもキーが高いし、ラップも休むポイントがない曲なので、とにかく生で披露するのが難しい1曲です。

――ルーさん、コンサートへの意気込みは?

ルー コンサートは2時間のパフォーマンスを想定して、最初から最後まで、ファンの皆さんには、楽しいという気持ちが止まらない時間を過ごしてもらいたいと思っています。

――コンサートの見どころは?

ヒョク 今回、単独のコンサートなので今までのやり方、パフォーマンスとは違います。例えばメロディやリックを追加したり、いつもと違う僕らを見てもらえると思っていますし、見どころになると思います。

――ファンの人たちはどんな準備してきたらいいですか。

ファラン 最低でも1回は僕らの曲を聴いてきてもらえれば、よりコンサートを楽しんでもらえると思いますが、できるだけ沢山聴いてきてください(笑)。

――日本のファンの皆さんに、それぞれ一言ずつメッセージをお願いします。

ヒョンソプ とにかくこれだけは覚えておいてほしいことがあります。いつもiEの皆さんのことがとても大好きです!!

ウンチャン みなさんのことをとても愛してます!

テレ コンサートでTEMPESTと一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです!

ハンビン iEの皆さん、本当にありがとうございます。とても愛してます! 8月のコンサート、一緒に楽しみましょう!

ルー iEの皆さんのことが世界で一番好きです。これからも応援よろしくお願いし ます。

ヒョク iEの皆さんが存在してくれるから、僕らTEMPESTが存在することができています。本当にみなさんのことが大好きです!

ファラン 初めてのコンサート、すごく楽しみにしています。コンサートに来ていただけたら、皆さんと一緒に楽しみたいです! iEの皆さんがいるところなら、僕らはどこでも行くので待っていてください!

――最後にTEMPESTのこれからの展望をお願いします。

ルー 世界中にTEMPESTのカッコいい姿を見せられるように頑張ります。そして、東京ドーム、世界を目指していくので、応援よろしくお願いします。

(おわり)

ライブ情報

2023 TEMPEST SHOW CON [T-OUR] in Osaka
日時:8月24日(木)OPEN 18:00/START 19:00
日時:8月25日(金)OPEN 18:00/START 19:00
会場:Zepp Osaka Bayside
〒554-0031 大阪市此花区桜島1-1-61
https://www.zepp.co.jp/hall/osakabayside/
問い合わせ:ソーゴー大阪 06-6344-3326(平日14:00~16:00)

2023 TEMPEST SHOW CON [T-OUR] in Tokyo
日時:8月29日(火)OPEN 18:00/START 19:00
日時:8月30日(水)OPEN 18:00/START 19:00
会場:KT Zepp Yokohama
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目3-6
https://www.zepp.co.jp/hall/yokohama/
問い合わせ:DISK GARAGE https://info.diskgarage.com

【大阪公演】

■ローソンチケット:https://l-tike.com/tempest-2023/
■チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/tempest-o/
■イープラス:https://eplus.jp/tempest/

【横浜公演】

■ローソンチケット:https://l-tike.com/tempest-2023/
■チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/tempest-t/
■イープラス:https://eplus.jp/tempest/
■楽天チケット:https://r-t.jp/tempest

2023 TEMPEST SHOW CON 公式サイト
https://tempest-official.jp/

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