安藤サクラ、永山瑛太、是枝裕和監督が19日、都内で行われた映画『怪物』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

 【動画】胸元と背中が大きく開いたワンピース姿で登壇した安藤サクラ

 シングルマザーの麦野早織を演じた安藤サクラ。この日の衣装は胸元と背中が大胆に開いた白のドレス。中世を感じさせる編み上げがフロントについたもの。

 第76回カンヌ国際映画祭のフォトコールでは、背中が大きく開いたエレガントなワンピース姿で魅了したが、この日は清楚且つ華やかさが同居した衣装で会場を惹きこんだ。

 本作は先のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞。更に世界190を超える国と地域での展開が決定した。安藤の周りにも反響が届いているようで「嬉しい」と喜び、「それぞれ違う感じ方を持っているので、(世界に)広がって行けばまたその角度が増えるので面白いだろうなと思います」と期待を寄せた。

 一方で、「観たいけど怖そうで観れない」という声も聞かれるようで、是枝監督に「『怖くないですよ』って言っていいですか?」と相談。是枝監督は「いいですよ。たぶんその方は予告編で鼻血がたれる怖さから来ている怖さで、社会の怖さでは言ってないと思うので」と回答。

 これを受けて安藤は「『ホラーではないですよ』という言葉を添えて、ぜひ勧めて、みんなで『怪物』について考えたらすごく面白そうだなと思います」と呼び掛けた。

安藤サクラ

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