栗山英樹氏、監督退任は「ちょっと寂しいですね」

　ＷＢＣ日本代表監督の栗山英樹氏が５月31日、都内で行われた『世界禁煙デー記念イベント』に出席。野球日本代表「侍ジャパン」をＷＢＣで３大会ぶりの世界一に導いた名将は、この日が代表監督の任期満了日。報道陣から心境を聞かれ「そう言われるとちょっと寂しいですね」と語った。

　【動画】監督業、そして今後の展望を語る栗山英樹氏。星乃夢奈からユニフォームが贈呈された

　厚生労働省が取り組む「たばこ対策」プロジェクトの「スマート・ライフ・プロジェクトオフィシャルアンバサダー」に就任した栗山氏。「難しい言葉ではなくて『みんなで元気で健康になりましょう』と言うのを国民の皆さんにお伝えしていきたいです。ＷＢＣで世界で戦わせて頂いて多くの方から頂いた『元気もらったよ』という言葉が最高の喜びでした。皆さんが元気が出るメッセージをお伝えしていきたい」と意気込んだ。

　その後、応援サポーターの女優・星乃夢奈から、プロジェクト特製のユニフォームとバットが贈呈された。ＷＢＣで世界一になった際には「個人的にはこれが最後のユニフォームになる」と語っていたが、早くも新たなユニフォームに袖を通すことになった。「違いましたね。最後のユニフォームだと思っていましたが、ユニフォームはたくさん着るかもしれないですね。あの言葉はなしで」と発言を撤回した。

　日本代表監督はこの日の５月31日が任期満了で退任する。記者から現在の心境はと聞かれ「契約はきょうまでなので、監督業は契約が終われば終わるので。でもそう言われるとちょっと寂しくなりました。でも別問題として多くのファンの皆さん、国民の皆さんと同じで選手の姿に感動しましたので選手にお礼を言いたい」