本郷奏多、大河『光る君へ』で天皇役「楽しみながら演じたい」
『麒麟がくる』では関白を演じ話題に
本郷奏多が、2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演することが決まった。2020年放送の『麒麟がくる』以来の大河ドラマで、ユニークで奇抜な天皇を演じる。
『光る君へ』は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描く。
本郷が演じるのは花山天皇。即位後、兼家の孫である懐仁が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる。天皇という身分にもかかわらず、歴代大河ドラマの登場人物の中でも、ひと際奇抜でユニークな花山天皇だ。
本郷はこれまで、「鋼の錬金術師」のエンヴィー、「キングダム」の成キョウ、「Diner ダイナー」のキッドなど、数々の個性的なキャラクターを演じ、大河ドラマでは2020年放送の『麒麟がくる』で関白・近衛前久を好演し、反響を呼んだ。そんな本郷が花山天皇をどう演じるのか注目だ。
本郷奏多:コメント
――花山天皇役の印象、意気込み
花山天皇という役を演じさせて頂きます。
変わりものである印象も受けますが、若いながらも積極的で面白いキャラクターだと感じました。
波瀾万丈な人生を生きた人物であるため、様々な状況や立場を演じることでしょう。色々な表情を見せられるよう、楽しみながら演じたいと思います。
――大河ドラマ出演について
初めて大河ドラマに出演させていただいた「麒麟がくる」では、関白という立場だったので、俳優として大先輩である方々から頭を下げられるシーンも多く、なんとも言えない不思議さがありました。また、今回の天皇という立場は初めてなので、所作やしきたりなど勉強できたらと思います。今作の舞台は京都とのことですが、「カムカムエヴリバディ」の撮影等で、京都は何度か訪れたことがあります。古き良き情景が残る素敵な土地ですので、舞台となるのが嬉しいです。