≒JOY、天野香乃愛＆市原愛弓＆村山結香＆山野愛月の原動力とは？
INTERVIEW

≒JOY

天野香乃愛＆市原愛弓＆村山結香＆山野愛月の原動力とは？：「今日も君の夢を見たんだ」

記者：村上順一

撮影:

掲載：23年05月08日

読了時間：約9分

　指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ＝LOVE(イコールラブ)、≠ME(ノットイコールミー)に続く“第３のグループ”として誕生した≒JOY(ニアリーイコールジョイ)が、5th Song「今日も君の夢を見たんだ」を配信リリース。4月12日にリリースされた≠MEの6thシングル「天使は何処へ」のType Cのカップリングとしても収録されている「今日も君の夢を見たんだ」は、初センターに村山結香が抜擢。全速力で目標に向かって走る心情を描いた、今、努力している人に届けたい歌で、躍動感のあるダンスと疾走感のあるメロディーが印象的な楽曲に仕上がっている。インタビューでは、メンバーの天野香乃愛、市原愛弓、村山結香、山野愛月の４人に「今日も君の夢を見たんだ」のパフォーマンスで心掛けていること、ミュージックビデオの撮影エピソード、そして、寝ている時にどんな夢を見たことがあるのか話を聞いた。

４人の原動力とは？

≒JOY「今日も君の夢を見たんだ」アナザージャケット写真

――村山さん初センターですね。実際にセンターを担当されていかがでした？

村山結香　自分がセンターというのは予想していなかったのですごく驚きました。不安もありましたが、皆さんにお届けする頃までには、不安要素を全て払拭したいと思いながら準備していました。

――「スイートシックスティーン」では天野さんがセンターでしたが、村山さんにはどう映っていたんですか。

村山結香　香乃愛は表現力もありますし、周りの方から愛されるキャラや、真摯に向き合う姿勢などすごく尊敬しています。最年少なのにすごく堂々としっかりしていてすごいなって。「スイートシックスティーン」では、香乃愛を少しでも支えてあげられたらいいなと思っていました。今回自分がその立場になってみて、香乃愛も色々な気持ちがあったんだろうなと改めて感じています。

――天野さん、当時はプレッシャーを感じていましたか。

天野香乃愛　「スイートシックスティーン」で初めてセンターになる機会をいただいたので、すごく心配だったんですけど、メンバーのみんなが支えてくれましたし、センターを経験したことのある（江角）怜音がいつも「大丈夫だよ」と励ましてくれたので、やりきることができました。

――さて、新曲「今日も君の夢を見たんだ」がリリースされました。この曲を初めて聴いた時、どんなことを感じましたか。

山野愛月　タイトルからもわかるように「夢」という言葉がキーワードになっています。≒JOYのこれまで発表した曲にも「夢」という言葉は多く登場しますが、例えば「笑って フラジール」と「今日も君の夢を見たんだ」とではまた違う「夢」の形があって、本作では儚さも出ていると思いました。そして、MVのリップシーンでのメンバーの表情が、特にその儚さを表していると思います。

市原愛弓　すごく結香ちゃんらしさがある曲だと感じました。特にDメロの歌詞にある＜曇り空 (きっと) あるだろう 君はどうして進むの＞というフレーズが、毎日一生懸命配信などもやっている結香ちゃんの姿に重なるなと思いました。

――村山さんはご自身とリンクしているなと感じるフレーズはありますか。

村山結香　１曲を通してすごく私とリンクしている歌詞だなと思います。なので、選ぶのは難しいんですけど、歌い出しの＜夕陽の眩しさ 涙は誤魔化せるかな＞というフレーズは、私の性格にもリンクしているなと思いました。私、涙腺が割と緩い方なんですけど、涙はメンバーに見せたくないなと思っているので、すごく自分っぽいなと思いました。あと、＜耀く人の原動力＞という歌詞にもあるように、原動力という言葉に共感しました。私は毎日配信をしているんですけど、ファンの皆さんの心の支えになれていたらいいなという気持ちで続けていて、それはファンの皆さんの声が私の原動力にもなっているからなんです。

――皆さんはどんなものが原動力になって、いま活動できてますか。

山野愛月　ファンの方の応援が原動力になっています。SNSなどで「今日も頑張ってね」といった言葉をかけてくださるのですが、それを見て私も頑張ろうと思えるんです。私がこうやって活動できているのも、本当に皆さんのおかげだと思っています。

――一番嬉しかった言葉ってどんなのがありました？

山野愛月　ライブやイベントを重ねていく上で、「成長してるね」という言葉をいただいたときは、すごく嬉しかったです。

――天野さんの原動力といえば？

天野香乃愛　ファンの皆さんの声だったり、笑顔や感動している姿を見ると、アイドルをこれからも続けていきたいという気持ちが湧いてきます。練習やリハーサルは大変なこともありますが、ファンの皆さんの顔を想像すると頑張れるんです。そして、メンバーの存在も刺激をもらえて原動力になっていますし、＝LOVEさんや≠MEさんの存在はずっと憧れで、先輩方の楽曲を聴いたときや、ライブを見学させていただくと、その度に力をいただいてます。

――≠MEの新曲「天使は何処へ」は聴きました？

天野香乃愛　はい！　毎日聴いてます。ずっと頭から曲が離れなくて、ふと歌ってしまうくらい大好きなんです。

――市原さんの原動力は？

市原愛弓　ファンの方や先輩方の存在はもちろんなんですけど、海外アーティストさんの音楽も自分を奮い立たせてくれます。メッセージ性の強い曲を聴くと、強くなった気分になれるので、そういう曲を聴いて原動力に変えています。

――村山さんはファンの皆さんの存在はもちろんですが、他に活動の原動力は？

村山結香　私は福岡県出身なので、福岡のことを考えることで私の原動力に繋がっていると思います。福岡には友達や家族など支えてくれる人がいるのと、福岡の景色もすごく好きなんです。ファンの方が福岡で撮影した写真を送ってくださったりすると、ノスタルジックな気持ちになりますが、より東京で頑張ろうと思えます。

――そういえば、市原さんも福岡出身ですよね。

市原愛弓　はい！

村山結香　愛弓ちゃんは普段は標準語なんですけど、たまにメンバーも気づかないようなときに方言が出ることがあります。それを聞いて私は勝手にキュンとしています（笑）。

市原愛弓　そうだったんだ（笑）。

結香ちゃんの横顔がとても綺麗だった

――「今日も君の夢を見たんだ」のMVが公開されましたが、皆さんが注目してほしいポイントは？

山野愛月　ステージに向かってみんなが歩いていくシーンからスタートするんですけど、冒頭からすごくグッときました。あと、その後の結香ちゃんの横顔がとても綺麗でした。儚さを感じさせてくれる表情のシーンがたくさんありますし、ダンスもすごく可愛いので、そこにも注目していただけたら嬉しいです。

――村山さんはどうですか？

村山結香　今までの作品と比べてドラマシーンが多い撮影で、みんなの演技は注目ポイントかなと思います。表情に優しさが溢れていて、少し切なかった表情もMVの最後の方には明るい表情になっていくので、その変化も楽しんでいただけたら嬉しいです。

天野香乃愛　青空の下で一体感溢れるダンスシーンを撮影していただいたので、是非注目していただきたいです。そして、先ほど愛月も話していたんですけど、私もステージに向かうシーンがすごく好きで、撮影している時からどんな風に完成するのかなと楽しみにしてました。最後にもそのシーンは流れますが、完成したMVを見てすごく感動しました。

――市原さんの注目ポイントは？

市原愛弓　ランニングをしてるシーンです。走る距離はそれほどでもなかったのですが、長距離を走ってるような、ちょっとつらそうな表情をしてほしいというリクエストをいただきました。疲れている感じを出すために口の開き方にもこだわったので、注目してもらえると嬉しいです。

――ダンスで苦戦したところはありましたか。

天野香乃愛　今回のダンスは難易度が個人的にちょっと高かったです。特に指の角度が、私だけ微妙にずれているような気がして...。難しかったんですけど、振り付けの先生やダンスの先生に丁寧に教えていただいて、最終的には上手くできたと思います。

市原愛弓　私はすぐ振りを覚えられるタイプじゃないのですが、歌詞にすごく沿った振り付けだったので覚えやすかったです。そして、先生が詳しく説明してくださったので、楽しく振りを覚えることができました。

村山結香　苦戦というわけではないのですが、屋上でのダンスシーンは風が強かったので、メイクさんにスプレーで髪をセットしていただいて、風で髪型が崩れないようにしていただき、ダンスシーンに臨んだのもいい思い出です。

――さて、レコーディングはいかがでした？

村山結香　聴いてくださる皆さんの心にどうしたら響くのか、ということを考えていました。レコーディング前も携帯に歌を録音して、自分なりに歌い方を研究して、しっかり歌詞の意味を考えてレコーディングに臨みました。

山野愛月　私はレコーディングの時に「明るい感じで歌ってみて」とリクエストされることが多いんです。なので、自分の中で明るい感じで歌うことを意識しながらレコーディングに臨みました。

市原愛弓　私も愛月と同じように、「もうちょっと明るめで歌ってみよう」とリクエストがあったので、口角と顔を上げて明るく歌うことを意識してました。あと、私は滑舌を良くするために、口をしっかり開けて、舌を自由にさせて歌うということも意識したレコーディングでした。

天野香乃愛　私が担当している２番Aメロの＜明日 何を話そうかな＞がすごく難しかったです。プリプロ（本番前に行う事前準備、仮録音）ではなかなか上手く歌えなくて悩みました。録音して確認をするということを繰り返し行い、アドバイスをいただいたおかげで歌うことができました。あと、最後のサビに＜ハートの鼓動 共鳴して＞いうフレーズがあり、私にはキーがすごく高いんです。１番のサビでは（大西）葵がそのパートを歌っているんですけど、上手でびっくりしました。メンバー内で刺激を受け、とても勉強になったレコーディングでした。

――挑戦でもあったわけですね。「今日も君の夢を見たんだ」というタイトルですが、皆さん普段夢は見られますか？

村山結香　私は夢を見ないタイプで、見ていたとしても全然覚えていないんです。でも、新年の初夢は「一富士二鷹三茄子」を見ると縁起が良いとよく聞くじゃないですか？　なので、その時はどうにかしてその夢を見ようと、寝る前に富士山、鷹、茄子のことを想像したりしていますが、全然見られないんです（笑）。

天野香乃愛　私は眠りが深すぎて夢は覚えていないことがほとんどなのですが、まれに覚えている夢があって、ジャングルジムで遊んでいる夢なんです。セピア色のフィルターが掛かっていて、私がジャングルジムで遊んでいるところを、第三者視点から見るという不思議な夢なんです。

市原愛弓　休みの日は２度寝しちゃうんですけど、２度寝をすると不思議な夢を見ることがあります。

――寝るのはお好きなんですか。

市原愛弓　はい。お休みの日は、１日の半分以上も寝られるくらい大好きです！

――１日の半分以上寝られるってすごい！　最後にファンの方へメッセージをお願いします。

山野愛月　≒JOYをずっと応援してくださって、いつもありがとうございます。メンバーみんなで頑張った「今日も君の夢を見たんだ」をたくさん聴いて、MVもたくさん観ていただけると嬉しいです。これからも頑張っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします。

天野香乃愛　今回もみなさんに笑顔や元気を届けられたら嬉しいです。そして、皆さんがいつもコメントをくださったり、応援してくださることがとても嬉しいので、いつかみなさんに恩返しできるように、これからもパフォーマンス面など研究を重ねて頑張っていくので、応援よろしくお願いします。

市原愛弓　皆さんがいるから、いま私がここにいることができています。私を応援して、受け入れてくださる方がいることが、毎日の励みになっているので、これからも応援よろしくお願いします。そして、「今日も君の夢を見たんだ」をたくさん聴いてもらえたらすごく嬉しいです。

村山結香　今の私があるのはファンの皆さんのおかげで、皆さんの声やコメントが私にとっての原動力になっています。そして、今度は私が皆さんの原動力になることができればという想いでアイドルをしていて、皆さんを後押しできるような存在になっていきたいと思っています。皆さんにお恩返しできるように、これからも頑張っていきたいですし、「今日も君の夢を見たんだ 」を聴いて、皆さんの人生が少しでも明るくなればいいなと願っています。

（おわり）

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