入山法子と入山が演じる江美©「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 入山法子が、MBS/TBSドラマイズム枠で5月2日にスタートする『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』に出演することがわかった。

 入山法子が演じるのは、もう1人のヒロインとなる江美役。占いに人生を委ね、周りに流されながら生きている40代の女性。何かにすがることを否定する留奈(茅島みずき)とは対照的に、元バンギャルでスピリチュアルへの信仰高い。

 入山は、デビューから絶えることなく様々なドラマや映画に出演しており、近年では「雪女と蟹を食う」(TX/22)にヒロインで出演し話題を呼んだ。今後もドラマに映画と数多くの公開作品を控えており、今年も大躍進となる注目の女優だ。

入山法子:コメント

 原作も読ませて頂きましたが、シンプルな画づくりと、可愛らしいキャラクターにそぐわぬヒリヒリとした包み隠さないセリフの数々。

 どれだけ生きづらさを感じている人が、現代の波に翻弄されているのだろうと思いました。

 江美は極端に言えば、自分1人では息を吸うことと吐くことしか出来ず、周りに流され生きてきた彼女は父の死をきっかけに今までの自分の人生を振り返ります。

 後悔や“たられば“ばかりが残る自分の人生、途方もなく続く今の生活、希望もない未来に、彼女はどう立ち向かっていくのか、精一杯寄り添って、演じ切りたいと思っています。

 日本では、古来から人の一生を花に例えることが多いように思います。

 蕾が弾け、花の盛りが終わり、葉が落ち、枝が細くなっても、冬を越え春を迎えれば、根はまた深くなり、幹は太くなり、ひと回り大きくなります。

 花が散ることは恐れることではない、いくつになっても成長できる、再生できる、人生に無駄なことなんてない、そんな想いをお届けできればと思います。

ドラマ全体のあらすじ

 活費、学費を自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈(茅島みずき)は、ある日人気歌い手アイドルの隼斗を接客する。メンタルが弱く、SNSでの誹謗中傷に悩んでいた隼斗はリピーターとなり、悩みを聞いているうちに、二人は店外でも関係を持つことに。そんな二人はどんどん深みにハマっていくが...。

 また、留奈と同じ店で働く江美(入山法子)は、元バンギャルでスピリチュアル信仰のある40代女性。父の死去に伴い実家に戻るも、心酔する占い師の導きにより地元のスナックで働くことに。そして、その店の常連である岩崎に心を許すうちに...。

 何かにすがることを否定してきた女性と、何かにすがりながら生きてきた女性、それぞれの幸せとは――。

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