坂口健太郎、齋藤飛鳥、市川実日子、伊藤ちひろ監督が27日、都内で行われた映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』(4月14日公開)完成披露舞台挨拶に登壇した。

 【動画】目頭を押さえる坂口健太郎&市川実日子のオーバーリアクションに突っ込む齋藤飛鳥

 「隣同士で」「一緒に」という意味を持つ題名が付いた本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。主演の坂口健太郎は不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を演じる。

 かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を演じる齋藤飛鳥。本作が乃木坂46卒業後初の映画となる。

 ただ掴みどころのない役柄に苦労もあったようだ。「監督からは闇を抱えた子ではないと聞いて、一歩間違えるとただ暗い役になりがちなのでどうしたらいいか分からなくて。準備して行ったよりかは監督の言う事を咀嚼して形にしました」

 現場では「莉子ちゃん半分、素の自分の半分」の感覚でいたといい、未山、そして未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織(市川実日子)、そして美々( 磯村アメリ)の3人のやりとりを客観視して「綺麗だった」と特別な感情を抱いたと明かした。

 この言葉に涙目になった市川。齋藤自身が映画経験が少ないことから「『この現場が良い経験になったらいいね』と」と坂口をそう話していたようで、その言葉に「良かった」と安どしてウルっと来たと明かし、坂口を目頭を押さえる仕草。齋藤はその言葉に喜びつつ、突如展開された泣き芝居の寸劇に「誰が止めるんですかッ!」と笑った。

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