松任谷由実が『第37回日本ゴールドディスク大賞』の「特別賞」を受賞した。加えてオールタイム・ベストアルバム『ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜』で「ベスト5アルバム」(邦楽)も受賞し、今回2冠を獲得。松任谷は、「アウトソースや世代が移り変わっても人の心の機微は変わらないということを証明出来たのが、最上の歓びです」とコメントを寄せた。

 『第37回日本ゴールドディスク大賞』の受賞作品・アーティストが決定した。今回の受賞作品・アーティストは、70作品・アーティストとなり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが2年連続2度目の受賞、洋楽部門はザ・ビートルズがGD大賞史上初となる8度目の受賞となりました。Snow Manはアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦)に加え、「アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦)」、「ミュー ジック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦)」など計7賞を受賞し、7冠を達成した。ザ・ビートルズは自身の持つ洋楽最多受賞記録を更新し、同賞8度目の受賞。また、8度のアーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞は邦洋合わせても過去最多受賞の快挙となった。「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、BTSが5年連続の受賞となり、同賞最多受賞記録を更新した。

 2022年7月にデビュー50周年を迎えた松任谷由実が受賞。日本全国のファンと50周年を祝う究極のオールタイム・ベストアルバム『ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜』で「ベスト5アルバム」(邦楽)も受賞し、今回2冠を獲得。

【受賞コメント】

 CD形態の新しい価値とニーズを模索し、結果に結びつけられたこと。音質を大幅にアップデート出来たこと。何より、アウトソースや世代が移り変わっても人の心の機微は変わらないということを証明出来たのが、最上の歓びです。「ユーミン万歳!」に関わってくれた多くの方々、聴いてくださった全ての人々に感謝します。

【日本ゴールドディスク大賞ならびに対象期間について】

 日本ゴールドディスク大賞は、当協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰しているもの。本賞の選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」という客観的な指標に基づいている。第37回 日本ゴールドディスク大賞は、当該年度(2022年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与。なお、ニュー・アーティスト賞のデビュー対象期間は2021年1月1日~2022年12月31日としている。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)