[写真]ドリカム26年分50曲

DREAMS COME TRUE(C)金子ナンペイ

 デビュー26年を迎えたDREAMS COME TRUEが今年7月7日に、自身初となるコンプリート・ベストアルバム『DREAMS COME TRUE THE BEST! 私のドリカム』を発売することが発表された。注目すべき点は、デビューから26年の間に生み出したファンにも人気の高い稀代の大ヒット50曲がレーベルの枠を越えて収録されること。しかも、オリジナルTDマスターからリマスタリングを実施し、更なる輝きを放って収録される。

 1989年に、シングル『あなたに会いたくて』・アルバム『DREAMS COME TRUE』でデビュー。これまでにシングル52枚、アルバム17枚を発売。「LOVE LOVE LOVE」「決戦は金曜日」「何度でも」「大阪LOVER」などの名曲を世に送り出してきた。CDの総売上枚数は5500万枚に達している。

 そのDREAMS COME TRUEが送る初めてのコンプリート・ベストアルバム。4年に1度のグレイテストヒッツライブ『史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2015』、いわゆる“ワンダーランド”の開催を記念して発売されることが決まった。

稀代の大ヒット50曲が最新技術で更なる輝き放つ

 ワンダーランドは、今年で7回目の開催。七夕の7月7日と縁起の良い発売となる今作は、1989年発表のデビュー曲『あなたに会いたくて』から2014年発表の最新シングル『AGAIN』まで、レーベルの枠を越え、ファンにも人気の高い稀代の大ヒット曲ばかり計50曲を収録。

 名曲の数々を、吉田美和の発案のもとに「LOVE」「TEARS」「LIFE」の3つのカテゴリーに分類。『吉田美和歌詩集 LOVE&LIFE』(新潮社)とも一部連動したコンセプトCD3枚組としてコンパイルする。

 今作のためのスペシャル企画も実施された。ファンの間で人気の高い「あの夏の花火」を、「あの夏の花火 ‐ SENKOU-HANABI VERSION ‐ 」として新たにレコーディングし、収録される。

 そして今作は、オリジナルTDマスターからのリマスタリングを実施。担当するのは最新のヒットアーティストを多数手がける今最も注目されるマスタリングエンジニア、STERING SOUND(米・ニューヨーク)のChris Gehringer(クリス・ゲリンジャー)。名曲群が最新技術と共に更なる輝きを放つ。

ワンダーランドの日程も発表

 更に、今年1月1日に開催が発表されていた、DREAMS COME TRUEによる4年に1度のグレイテストヒッツライヴ『史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2015』の公演スケジュールも同時に発表された。

 今回は、冬に開催の5大ドームツアーとして5都市9公演開催となり、総動員数は40万人となる。

 『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND』とは、アルバムツアーとは別に、4年に1度ファンからのリクエストをもとに選曲されるグレイテストヒッツライブ。

 1991年にスタートしたこのドリカムワンダーランドは、毎回趣向を凝らしたダイナミックで斬新な演出と圧倒的なライブパフォーマンスが話題を呼び、日本において最も人気の高いコンサートの代表格となっている。

 前回2011年開催のワンダーランドでは、吉田美和が世界初3Dフライトの技術で会場を縦横無尽に飛び回るという圧巻の演出が披露された。

 この3D技術はシルク・ドゥ・ソレイユのショーや、映画アクション、カメラワーク、テーマパークなどを手掛けるラスベガスを拠点とするオートメーションフライングシステムのチームが担当し、世界初秒速10メートル、最も高いところで地上19.4メートルで歌う吉田美和が当時話題になった事も記憶に新しいところ。

 今年で7回目を迎えるワンダーランドに関して中村正人は「今回はイントロが鳴るたびに失神しちゃうような、超ド直球の選曲ばかりにしたい」と語っている。なお、今年は2016年にかけて4都市8公演の後夜祭の実施も同時にアナウンスされている。

 収録曲や日程は次の通り。

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