<第73回NHK紅白歌合戦>◇12月28日◇NHKホール◇リハ初日

 4度目の出場となる三浦大知は、連続テレビ小説『ちむどんどん』の主題歌「燦燦」を披露する。リハーサルでは『ちむどんどん』の映像をバックに伸びやかに歌った。「背筋が伸びるような感じでした。全身全霊を込め歌いたいです」

 本番では、ヒロインの暢子を演じた黒島結菜が駆けつける予定という。「会場にいて下るのは心強いです。撮影現場でも皆さん『燦燦』を聴いて愛して下さったとお聞きしているので、皆さんにも黒島さんにも恩返しできたらいいなと思います」

 沖縄を舞台にした物語。沖縄出身の三浦大知は「沖縄の歴史的にも大きな1年でした。沖縄出身のアーティストして、音楽で関われたことを嬉しく思っています」

 書き下ろした「燦燦」には特別な思いがある。「この楽曲を作れたことは音楽人生で大きなことだと思います。半年間ずっと流れ、三浦大知の音楽に触れたことがない方にも届いたと思いますし、自分の親戚や家族について歌った楽曲だったので、家族も喜んでくれました」

 そんな今年を漢字一字で「肝」と表現した。『ちむどんどん』の「ちむ」は「肝(心)」という意味があり「どんどん」と合わせて、沖縄の方言で「胸がわくわくする」と表す。「『ちむどんどん』を通して色んな人に知っていただいて心、胸が高鳴った1年だったので」

 今年は2年ぶりに有観客でのライブも行えた。「2019年からツアーを回っていて、それが今年まで続き、まだ2本残っているんです。2019年〜2023年というすごく長いツアーを回っている感じがして。今年はたくさんライブができたので、来年も直接皆さまと繋がれる瞬間を増やして『ちむどんどんしたい』です」

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