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 山崎賢人(※崎は立に可)が主演を務めるTBS日曜劇場『アトムの童』の第4話が6日に放送された。倒産危機回避のための出資商談を目前にゲームデータ消失という大ピンチに陥ったアトム玩具。打開に向けて奮闘するなかで今度は那由他(山崎賢人)と隼人(松下洸平)の意見が割れ口論になってしまう悪循環に。果たして苦境を打開できたのか…?※ネタバレを含みます。

 資金面で倒産危機に陥ったアトム玩具が、最後の望みをかけ資産家から出資を受ける商談を前に、これまで作っていたゲーム「アトムワールド」のデータが消失した。

 資産家が来るのは10日後。だが復元するのには最短でも1カ月がかかってしまう。復元には到底時間が足りないと外部発注することを決める。外注先から納品を受けるが納得いくものではなかった。だが妥協しないはずの那由他は妥協する。その姿に隼人は落胆。関係がギスギスする。

 そのなかで外注先の美大生中野(伊藤梨沙子)宅へ行った隼人。だが先に那由他が修正依頼をしに来ていた。そこで那由他の本心を知る。本当は自分たちのゲームを関係ない者に触れられたくなかった。でも間に合わせるには仕方がなかった。

 那由他と隼人で復元を間に合わせることを決意する。苦難のなかで新たなアイデアも浮かんだ。ピンチをチャンスに変えてブラシュアップした。

 一方、八重樫(でんでん)は、データを消したのは、銀行から出向してきた鵜飼(林泰文)なのではと疑う。

 そして迎えた資産家が来る当日未明。復元も佳境を迎えたアトム玩具に鵜飼が訪れる。パソコンを前に怪しげな行動を見せる。仮眠をとっていた那由他が気配に気づき起床。怪しげな行動に気付かず鵜飼と談笑。そして、復元最後の作業となる実行キーを押し、完了前に再び眠りについた。しかし、ゲーム制作パソコンの画面にエラーが表示されている…。それを見た鵜飼。「再試行」ではなく「キャンセル」をクリックすれば復元は間に合わないが…!?

 資産家のラマチャンドランがアトム玩具に訪れる。ゲーム「アトムワールド」を見て出資を決める。実は鵜飼、あのとき「キャンセル」ではなく「再試行」をクリックしていたのだった。

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 そして、鵜飼が自白する。あのときデータを消したのは自分だったと。しかし、それを受け入れる仲間たち。これからもアトムで働くことになった。

 一方、寝返りにあったサガス・興津(オダギリジョー)も諦めてはいない。経産省事務次官の西田尚美と会い、インディーゲームを制限することを提案する…。果たしてアトム玩具はどうなるのか。

 視聴者からは、苦境に立たされても前に進む那由他の姿に感動の声。「那由他、発想しなやか、超ポジティブ」「『諦めない』という言葉が何度も出てきて励まされる」などの声がSNSに上がっている。また、“ジョン・ドゥ”コンビについても「賢人君と洸平さんコンビ最高ですね」との声もあった。前向きに進み続ける那由他たち。今後訪れるであろう大きな壁にどう立ち向かっていくのか。

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