NHK『みんなのうた』2022年12月〜2023年1月に放送される新曲が決定した。ケツメイシ、なきごと、ヒグチアイが『みんなのうた』に初登場。天月がこどものうた定番曲「たのしいね」をカバーする。

『自分が思っていたよりも』(2分30秒) うた:ケツメイシ

作詞:ケツメイシ/作曲:ケツメイシ、S-kit /編曲:S-kit from GROUND-LINE アニメーション:城井 文

 ケツメイシが、みんなのうたに初登場。人との距離感やコミュニケーションをテーマにしたうたを書き下ろした。「他の人に何かを期待するより、自分が変わること。そして自分の気持ちをきちんと表現していくこと。」そんな積み重ねが、人生を豊かにしていくというメッセージが込められている。どの世代にも伝わるわかりやすい歌詞をRYOJI、RYO、大蔵の3人が次々に歌い継いでいくスタイルでお届け。アニメーションは、これまでもみんなのうたを手がけてきた城井文氏。今回は、恐竜をモチーフにストーリーを紡ぐ。

『ぷかぷか』(2分30秒) うた:なきごと

作詞・作曲:水上えみり/アニメーション:らっパル

 2人組ロックバンド「なきごと」がみんなのうたに初登場!「疲れ切った日常にほんの少しのなきごとを。」という思いから付けたバンド名の通り、聞く人の気持ちにそっと寄り添ってくれる曲が特徴のふたり。今回の「ぷかぷか」はメンバーの水上が作詞・作曲を担当し、海を見に行った時に感じた「海ってこんなに広くて、私はこんなにちっぽけ なんだ」という思いから生まれた。自分のペースでそれでも前を向いて一歩ずつ進んでいこうという、無理を押しつけない優しいメッセージソング。アニメーションは爽やかで鮮やかなタッチが特徴のアニメーション作家・らっパル氏が担当。

『たのしいね』(2分30秒)うた:天月

作詞:山内佳鶴子/補作詞・作曲:寺島尚彦/編曲: kain アニメーション:白川東一

 「名曲カバー」企画第2弾。“童謡”と思っている方も多い、今やこどものうた定番曲「たのしいね」(1965年2ー3月初回放送)が登場!「手拍子や歌を、みんなで合わせると、もっと楽しくなるよ」というとても素朴なうただが、今改めて聴くと...みんなが一緒に取り組むことで、広がる世界。みんなでいられることの幸せ!を強く感じさせるエールソングのよう。歌うのは、歌唱動画で絶大な人気を誇る、ハイトーンが魅力の天月(あまつき)。アニメは数々のクリエイティブ作品で評価の高いKOO-KI(空気)の白川東一氏が担当。二人がカバーとしての魅力を存分に引き出す。1965年初回放送から60年近い時を超えてお送りする「新・たのしいね」に期待。

『小さな夢』(2分30秒) うた:ヒグチアイ

作詞・作曲:ヒグチアイ/編曲:ヒグチアイ、松岡モトキ/アニメーション:山村浩二

 シンガーソングライターのヒグチアイがみんなのうたに初登場。コロナをはじめ、世界情勢が変化する中で“今を 生きている”ということに焦点をあてて、書き下ろしたうた。生まれて生きて大人になれるということがどれほど素晴らしいことか。ひとりひとりが持っている小さな夢や希望が、どんなにかけがえのない宝物であるか。そんな思いがじんわりと届いてくるうた。アニメーションは、世界的な短編アニメーション作家である山村浩二氏。今回みんなのうたを初めて担当する。

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