川上洋平

 [Alexandros]のボーカル&ギター、川上洋平が2日、都内で行われた自身初のエッセイ『余拍』の刊行を記念した取材会に出席した。

 予約開始直後から反響が大きかった本作。発売前には重版も決定した。過去には映画などの舞台挨拶に登壇したことはあるが、音楽が絡まない芸能会見は稀。「緊張しています」に苦笑い。それでもいざ会見が始まれば記者たちの笑いを誘う饒舌ぶり。

 表紙のカットを聞かれ「神奈川県出身なのでいま不動産価値の高い葉山で撮りました(笑)」「神奈川で一番海がきれいな場所はどこだろうと探して。海に入る予定はなかったんですけど、『入っちゃえ!』という感じで入って。おかげで衣装を買い取ることになりました(笑)」

 これまで多くの名曲を生み出してきた。エッセイとは言っても歌詞とは異なるが「文章を書くのは好きなのでスムーズに書けました。むしろ書きすぎて削られてしまいました。僕が面白いと思っていたものが削られて(笑)第2弾ですか?もちろんお話を頂ければ。できるか分からないですけど、ディレクターズカットも」

 今後は小説にも!?

 「小説は…尾崎世界観くんにご教授頂こうと思います(笑)」

 本作では、シリアで過ごした幼少期、帰国後の学生生活、20代後半でデビューし駆け抜けてきた音楽への思い、そしてこれからの人生などにも触れている。そんなエッセイの出来栄えは…?

 川上「100点です!」

 川上「僕がドラマに出てもメンバーは見てくれなかったんですけど、今回は読んでくれて。それは嬉しかったです」

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