大場美奈、フォトエッセイで赤裸々に「ぜひプロローグから読んで」
大場美奈が18日、都内でフォトエッセイ『器用じゃないけど。』(KADOKAWA)発売記念イベントを開催。イベント前には報道陣による取材に応じた。大場は「メンバーだからこそ思っていたことすべてを書かせてもらいました」と今作について語った。
今年4月にSKE48を卒業し、AKB48所属時代から約13年におよぶアイドル生活に終止符を打った大場。いまこそ語れる、自身のアイドル生活のすべてを綴ったのが今作。子どもの頃から思い入れのある場所で、一切飾ることない姿や表情を写真家・前康輔氏が撮影した。
発売にあたって「文才はあるない以前の問題なので、皆さんにどう思ってもらえるか早く感想が聞きたいなと思っています。今までの写真集とは違って、文字で表現できるので何も考えずに撮影に臨みました。ナチュラルが一番と思って」とコメント。
毎年家族旅行で訪れていたという栃木県の那須で撮影。「前さんと二人きりで、とても密接な感じで撮ってもらいました」と振り返る。
那須ハイランドパークで撮影した一枚をお気に入りと言い、「入って一発目の写真だったんですけど、会話をしながら撮ってもらったので自然な笑顔が出たと思います」と話す。
初のフォトエッセイ。「エピローグとプロローグが好評なので、私としては意外でした。これまでのことを書いた本編ではなく、私以外の人にはエピローグとプロローグを楽しんでもらえたのかなと。ぜひプロローグから読んでほしい」と周囲からの意図しない反応に驚いた様子。
自身での評価については「文章は人の価値観によると思います。自分でここまで書けたというだけで90点ですね。あとの10点は皆さんに判断してもらいたい。ブログくらいしか書いたことがなくて、自分は結果から先に書いてしまう癖があるらしく、本として構成する際に修正していただいてそれは勉強になりました」という。
また24日に、SKE48須田亜香里と古畑奈和が愛知・日本ガイシホールで卒業コンサートをおこなうことについて聞かれると「あの二人が卒業するのはまさか過ぎてビックリしました。卒コンは、本人にしか分からない緊張感と高揚感がものすごくて。忙しいと思うので、アミノ酸をたくさん採りなさいと伝えたい。私もかつてメンバーから教わって、体が限界にきてるときに助けられたので」とエールを送った。
今後の目標について「舞台を10月にさせて頂くので、変わらず演技を頑張っていくのと、今まで経験したことのないことをやれたら。プライベートでは資格をとってみたいですね。なにかお仕事に役立つ資格とか持ってないので。高校の途中から勉強をしばらくしていないので。もしかしたら学校の先生を目指せるかもしれない(笑)。30歳ってまだまだ若いなと思うのでこれから学んでいきたい」と語った。
そして「13年48グループにいたので、そのとき青春時代を送った人には懐かしんでもらえると思うので読んでほしい。メンバーだからこそ思っていたことすべてを書かせてもらいました。本当に13年間ファンの方たちの応援があったからこの本が書けたと思います。この本を読んで、これからも応援していただけたら」と呼びかけた。(取材・撮影=松尾模糊)







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