『ラ・マンチャの男』幻のファイナル公演復活Copyright Toho Co., Ltd. All rights reserved.

 松本白鸚が主演するミュージカル『ラ・マンチャの男』が2023年4月14日~4月24日、神奈川よこすか芸術劇場で「幻のファイナル公演、奇跡の復活」として上演される。

 【写真】舞台写真5枚

 1969年の日本初演以来、主演・松本白鸚が“見果てぬ夢”を追い続けてきた不朽の名作ミュージカル『ラ・マンチャの男』。半世紀を超えるミュージカル単独主演、という前人未到の偉業を成し遂げ、いよいよ「ファイナル公演」と銘打ち、2月6日に日生劇場にて開幕したのも束の間、新型コロナウィルス感染症の猛威の前に、公演は中断を余儀なくされ、全25回を予定していた全日程は、7回の公演を持って終了と(通算上演回数は1314回)せざるを得ず、“幻のファイナル公演”となった。

 コロナ禍における公演中止を「あるがままの現実」として受けとめつつ、未来に向かって「あるべき姿のために戦う」ことは、『ラ・マンチャの男』に関わる全ての公演関係者にとって共通するテーマであり、その思いは「幻のファイナル公演の復活」の実現へと向かわせた。

 関係各所に調整し、ほぼ同じキャストにより2023年4月に「幻のファイナル公演、奇跡の復活」上演が決定。

松本白鸚コメント

生涯で一番嬉しい誕生日になりました。初演は二十六歳、ブロードウエイに行ったのは二十七歳でした。それから五十三年…。万感の思いです。前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、「ラマンチャの男」の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです。

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