左からくだまる、加藤ローサ、新津ちせ、結木滉星、長澤雅彦監督

 新津ちせ、結木滉星、加藤ローサ、長澤雅彦監督が20日、都内で行われた映画『凪の島』(長澤雅彦監督)の公開記念舞台挨拶に登壇。夏休みの自由研究は「乗馬」という新津ちせに対し、「カマキリ」と明かした結木滉星はその落差に「馬ってすごいね」と苦笑いだった。

 今作は、両親が離婚して母の故郷である山口県瀬戸内にある小さな島で暮らすことになった小学4年生の凪(新津ちせ)を主人公にひと夏の成長を描いた物語。結木は、島崎遥香演じる凪の担任教師・河野瑞樹を慕う漁師・守屋浩平役を、加藤は凪の母親・原田真央役を演じる。

 撮影から約1年。Foorinメンバーとしての活動や、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演など多方面で活躍する新津は「撮影の時からなんてきれいな場所なんだろうって思って。こうして見て頂いて感無量です」と堂々と挨拶。

 撮影は現在も続くコロナ禍の中で行われた。加藤は「公開される時はどうなってるんだろうと思うくらい厳重に撮影していたので、こうやって皆さんに会えるのは光栄」と振り返った。

 長澤監督も「ホテルも貸し切り、バブル状態で、ほとんどホテルに缶詰め状態で。いまもまだ変わってないので残念なんですけど、早くよくなるといいですね」。また瀬戸内海での撮影について「波がないんですよ。静かでだから主人公の凪は決まってました」と構想がすでにあったことを明かす。

新津ちせ

 印象に残ったシーンについて、新津は「海に潜るシーンが印象に残ってます。結木さんと潜るシーンがあって目だけで会話するのは心が通じ合っていいな」と言い、結木も「凪と浩平が繋がったシーンだと思います。僕にしかわからない行動なんでそこは気に入ってます」とコメント。

 加藤は「エンディングのシーンが大好き。滞在先のホテルからあの景色が見えて。子どもの夏休み終わりで疲弊した状態だったので、自然が癒してくれるように見えた」と瀬戸内海の眺めに癒されたという。

 作品では夏の情景が豊かに描かれる。それぞれ夏休みの思い出について聞かれると、新津は「父方の祖父が長野で、そこで牧場に行って乗馬の体験をしたんですね。その楽しさが今も続いていて、今も乗馬をやってるんですけど。夏休みの自由研究も馬についてやっています」と思い出を語る。

 結木は「僕はカマキリが自由研究でした。馬ってすごいね(笑)! おばあちゃんの家に行ってカマキリを捕まえて特徴とか書いてました」と新津との落差に驚愕。「昔から昆虫は好きでした。カブトムシとか蝉とか捕まえるのは」と思い返す。

 長澤監督は「父親が毎年日本海に行こうと言っていたんですけど、結局行かなくて。海への憧れが今回の映画に繋がっている感じ」と自身の思い出が作品に繋がったという。

 この日はロケ地となった山口・下松市公式マスコットキャラクターの「くだまる」がスペシャルゲストとして登場。くだまるぬいぐるみが登壇ゲストにプレゼントされた。(取材・撮影=松尾模糊)

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